ネットウォッチ2.0 - ITの最新トレンドに詳しくなるための6ステップ

著者名たむけん
ネットウォッチ2.0 - ITの最新トレンドに詳しくなるための6ステップ

ネットウォッチこそが、IT時代の処世術である

こんにちは。たむけん(@tamuken)です。起業家をやっています。以前はオンラインサロンプラットフォームのSynapseを経営していまして、今は仮想通貨関連事業で2回目の起業をしたところです。

……と自己紹介をすると、非常にまともな人間に見えるのですが、実態としてはただのインターネットおたくです。趣味はネットウォッチ。周りの人には、いつでもどこでもインターネットをしていることで知られています。

さて、僕はいま仮想通貨関連の事業をやっているのですが、仮想通貨に興味を持ち始めたのは2017年の5月とやや遅め。後発ですが、得意の「ネットウォッチ力」をフル活用して、すみやかに大量の知識を入れたことで、今では「プチ専門家」になることができています。新しいトレンドが次から次へとやってくる現代においては、この「ネットウォッチ力」がとても大切。悪癖もたまには役に立つものです。

もう情報商材には騙されない!

下手に意識が高い人にありがちなのは「とりあえず目についたセミナーや勉強会にとにかくたくさん行って、意識だけ高まって帰ってくる」というパターンです。リアルのセミナーって、一生懸命労力をかけた感があって、うっかり満足してしまいがちなんですよね。

意識が高まるだけならともかく、アドレナリンが出ている間に高額の投資を勧誘されて、冷静に調べてみたら詐欺でした、なんてケースもよくあります。

とはいえ、大事な情報ほどクローズドなコミュニティでやりとりされがちなのも事実。見極めができないと騙されるし、良いコミュニティを見つけてもド素人がそこに入れてもらうのも大変。

なので、ネットウォッチを通じて知識と信用力を高めながら、自然に良質なコミュニティに入っていくための6ステップをまとめてみました。

STEP1:売れてる入門書を読んで、基本的な用語を仕入れる

ブロックチェーンアプリケーション開発の教科書

コミュニティにおいて、基本的な用語を知らない人というのはノイズになります。調べて分かることについて何度も説明することほど、ストレスが溜まることはありません。

ですので、まずは黙って座学です。キーワードでAmazon Kindleを検索して、詳しくなりたい分野について幅広く記述がありそうな書籍を無心でポチりましょう。全部隅から隅まで読んで理解できる必要はありません。むしろガンガン読み飛ばしてオーケー。何冊か読んで、頻出単語の意味が分かるようになってきたら次のフェーズに行きましょう。

僕はまず無心で1万円分くらい電子書籍で購入し、サウナにこもって読み飛ばす、ということを定期的にやっています。

ちなみに、仮想通貨であれば、DMMのエンジニアさんが最近出した本がおすすめです。アプリケーション開発の本なんですが、前半部分のブロックチェーンについての解説は開発に関係なく骨太でよいです。

STEP2:Twitterで数人フォローして、基本的なネットの情報源を獲得する

広告収益目的で品質が低い記事を量産するアフィリエイターや情報商材屋がインターネットにはたくさんいますので、キーワードでググって情報収集を行うのは難易度が高い時代です。

ネットウォッチ力を高めると、ある程度雰囲気から感じ取ることが出来るようになりますが、素人にはまぁ無理ゲー。いまメジャーな情報を集めるなら、最初の一手はTwitterがよいでしょう。

主だったキーワードでTwitter内検索を行い、フォロワーが多いメディアやインフルエンサー数人をまずフォローして、彼らがシェアする記事を全部読んでいきましょう。

大切なのは、むやみやたらにフォローしないこと。プロフィールがしっかりしていて、フォロワー数が多く、フォロー数が少ない人に絞るのがよいです。良質な発信者であるほど、フォロー数を絞っても多くのフォロワーを獲得できる傾向にあるから、です。

記事を読んでいく中で、よく見かけるメディアやブログが見つかったら、Feedlyなどのニュース購読アプリを活用すると効率がよいです。

STEP3:Twitterで良質な発信をすることで、フォロワー数を増やす

ここからが本番です。受け身で手に入る情報は、「みんな知っていること」か「詐欺情報」のどちらかです。良い情報が集まってくる人になるには、良い情報を発信する人になるのが最速。

STEP2でフォローした人がシェアした記事を全部読み、良い記事であると判断したら要点や感想とともにツイートしていきましょう。STEP2でフォローしたインフルエンサーの投稿について、引用リツイートで意見や感想を発信するのも効果的です。

話題のイベントや動画について実況したり、翻訳や書き起こしなどを行うのもよいです。

知識が足りないなりに、他の人の役に立つ発信をしていくと、自然にフォロワーが増え、業界での認知が高まっていきます。

このあたりについては、以前ブログで詳しく解説したので、こちらも参考にしてください。

実業で実力はあるけれど拡散力がない人はSNSでどう生きるべきか|たむけん|note
実業で実力はあるけれど拡散力がない人はSNSでどう生きるべきか|たむけん|noteこんにちは。たむけん(@tamuken)です。 評価経済社会において、実力はあるけれどSNS拡散力がない人が活躍するのは難易度がとても高いのが現状です。たいして交流がないフォロワー数十人にむけて良いことを言ってもリツイートなどされず、自信を失って発信しなくなる人がほとんど。その結果「いやぁ僕は拡散力がないですので」と自分を卑下したり、「SNS拡散とかクソだろ、本当に良いコンテンツの価値は拡散されるかどうかとは関係ないのだ」と開き直ったりなどしていませんか。気持ちはとてもわかります…。 では、実業で実力があってSNS拡散力がない人はどうすればよいのか。僕が考える道はふたつあります。
note.mu

STEP4:サロンなどのコミュニティに入り、場に貢献する

このままTwitterを中心に活動しながら友達を増やしてもよいのですが、絶妙な内輪感があるのもまた事実。特に後発で界隈に入るとその傾向が顕著です。その状況を打破するのに、オンラインサロンなどの有料コミュニティが便利です。

しかし、ただ入会するだけでは課金したぶんの価値を得るのは難しいです。

STEP3までをこなした人であれば、オンラインサロンの他の参加者からも多少の認知を得ることができてるのではないかと思います。その段階でオンラインのコミュニティに入り、しっかりとした自己紹介を行い、その上でコミュニティに貢献する活動を行うことで、自らの信用力を高めることができます。

具体的な活動としては、みんなが聞きたいであろう良い質問をしたり、投稿やいいコメントにいち早くいいねしたり、オフ会の運営を手伝ったり、などが挙げられます。

コミュニティの中で活躍して信用力を高めた上で、どういった情報を求めているかを明らかにしていれば、自然に欲しい情報が集まってきます。オープンに公開されていない情報も含めて、です。

コミュニティに貢献することで、オンラインサロンによって得られるものは何倍にもなります。数百個のサロンを管理者として見てきた僕が言うので、たぶん間違いないはずです。

STEP5:オフ会に行く

情報発信をはじめたくらいのタイミングから行っても大丈夫ですが、STEP4まで進んで信用力を高めていると、オフ会での体験はまったく別物になります。

自分から話しかけなくても、まわりの人から声をかけられるようになると、コミュニケーションの質が全然変わってきます。

STEP6:ニッチでよいので、自分の専門領域をつくる

ここまでくれば、おそらく自然に「自分の専門領域」ができているはずです。仮想通貨にそこそこ詳しいうえに、トークンの設計については特に詳しい、といったように。

ニッチな分野でよいので、そういった専門領域を作って集中的に発信を行っていけると、その分野の専門家として呼ばれるのも時間の問題です。

もしニーズがありそうであれば、そのニッチな領域に特化したオンラインサロンを自ら主宰するようになると、さらに情報が集まってくるはずです。

まとめ:いますぐTwitterアカウントを作って発信をはじめましょう

駆け足になりましたが、僕がおすすめするインターネットのウォッチの仕方についてまとめてみました。一昔前だとネットウォッチというと「一方的に読む」というスタイルが多かったのですが、これだけSNSやコミュニティが発達した時代においては、発信者として力を持ったほうが情報が集まってくるのです。

僕が運営するオンラインサロン『たむけんサロン』では、僕が調べたこと・聞いたことをシェアする活動をメインにしていますが、こういった情報収集の方法や発信力を高める方法に関する質問なども受け付けています。

堅苦しくないコミュニティなので、うまく使い倒して頂けるとよいのかな、と思います。実際どうやって発信をしていったら分からないという方は、サロンに入会して直接僕に聞いていただければと思います。

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