バリ島暮らし25年のアニキに聞く 海外暮らしに向く人、向かない人

著者名榛はるか
バリ島暮らし25年のアニキに聞く 海外暮らしに向く人、向かない人

アニキこと丸尾孝俊さんは、28歳で単身インドネシアのバリ島に渡りました。海外旅行で訪れた時、心を奪われたのだと言います。現在、バリ島を中心に不動産資産と数十件の自宅を所有。住んでいる豪邸には、毎日国内外からやってくる訪問者が絶えません。その数、年間2千人超。

丸尾さんを訪ねてはるばるバリ島へやってくる方々の主な目的は、丸尾さんに人生相談をすること。アドバイスを受け、同じように海外暮らしを始めた方も多くいるとのことです。ハードルが高いイメージのある海外暮らしのポイントを丸尾さんに伺いました。

昨年は3700人が丸尾さんを訪ねてバリ島に足を運んだ

―まずはじめに、バリ島とはどんなところですか?

日本から約5000km離れていて、常夏だね。1年中、Tシャツで過ごせるから体がラク。地域性はあると思いますが、食べ物から買い物から困ることはないですね。それに、バリの人は親日で、明るいです。語学ができなくても大丈夫!ここにいれば自然と話せるようになります。

 

―バリ島に住んでどのくらいになりますか?

25年くらいになりますね。日本に住んでいた時は、「日本は大きい国だ」って思っていたんだけど、今は小さく見えるんです。生まれは大阪なんですが、当時は大阪に住んでいる人以外に出会う機会がありませんでした。それが今は、北は北海道から南は沖縄まで、全国から会いに来てくれます。バリ島自体は小さいけど、日本よりも規模が大きく感じます。

―1年でどのくらいの人が会いに来られるのでしょうか?

年間の来訪者は2000人を下回ったことはないですね。去年は3700人が会いに来てくれました。海外で暮らし始めてから、人との関係性がより深まったように感じます。旅先で出会った人って印象に残ることあると思うんだけど、それと似てるかな。それが連日続いています。今日もこれから30人くらい来るよ!!(笑)。

人生相談で多いテーマは「仕事」と「家族」

―来訪者の方とどんなことを話すのですか?

人生相談が多いね。社長からフリーターまで、皆さん大なり小なり悩みを抱えています。ニュアンスは違えども、本質は同じ。相談事で多いのは仕事と家族のことだね。

仕事面だと、転職や憧れの仕事に就きたいと考えている人が多い。そこでいつもアドバイスするのは、「やってみたい職業でなく、できる職業をやってみなはれ」ということ。まずはお金を稼ぐことが大事。お金があったら自分の好きなことができるから。もう一つは「何のために稼ぐか」というのを明確にすること。目標と用途がないと、稼ぎ甲斐がないよね。

 

―家族のことではどんな相談があるのでしょうか?

家族の間柄が遠いと感じている人が多くて、皆それを縮めたいと言っているね。話を聞いていると、家族に嘘をついている人が多いと感じる。本当は気にして欲しいのに「放っておいてくれ」って言ってしまうとか。もっと心の底から、腹の底から話し合えるようになるためのアドバイスをしています。おそらく、同じ東京に暮らしている人だったら相談しにくいっていうのがあるんだろうね。いっそのこと、僕みたいに5000km離れていると相談しやすいんじゃないかな(笑)。

―丸尾さんはどうやってアドバイスするのでしょうか?

相談している本人と、その人が悩んでいる対象の人や物の立場に立って物事を考えています。解析をする感じかな。あとは、親身になること。親近感はそうやって生まれるものだからね。最近は、その親近感にレベルを設ける人がいますが、誰に対しても親身になることで人との信頼は生まれると僕は思っています。

海外暮らしに向くのは人懐っこい人

―実際に丸尾さんの話を聞いて海外リゾート暮らしをした人はいますか?

たくさんいますね、バリ島にもいますよ。夢を実現した人は、決断してからの努力がすごいのと、現地で自分のことを応援してくれる人を見つけている。そういうパートナーを見つけられることが大事なんだけど、見つける人はやっぱり「寛容な人」が多いね。寛容とは人のことを受け入れること。まず自分が相手を受け入れる体制ができてないと、相手に受け入れてもらえないですよ。

 

―海外暮らしに向く人、向かない人はどんなタイプですか?

向いている人は人懐っこい人だね!バリ島の人はみんな人懐っこいです。あと、移住やビジネスを考えている人は、自分のことをサポートしてくれるパートナーを見つけられるかどうか。逆に向かない人は横柄な人かな、人に優しくできない人。特に、子ども嫌いの人は厳しいかもしれないです。現地の子どもたちを可愛がる人が受け入れられるので。

 

―海外暮らしも含めて、丸尾さんが大切にしていることは何でしょうか?

ワクワクすることだね。「童心」を大切に、無邪気に楽しむことを忘れずにいます。幼稚園児は、価値観が違うことを気にしてないでしょ。ここでは、バックパッカーでも旅行者でも誰でもプールに入りに来たり、泊まりに来たりすることをウェルカムにしています。ウチに来るときは、一人友達を連れておいでよと言います。そうすることで、つながりが増えていくんでね。

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DMMオンラインサロン「アニキリゾートライフ」では、サロン会員の相談を丸尾さん本人が動画などで回答。その他、バリ島ツアー、会員同士のオフ会もあります。

「各自が会員の全員とつながるようなサロンにしたいと思っています。サロンに入ったら、自動的に友達1万人みたいな。なので、どんどん参加してください!」と丸尾さん。

今年の夏には、島内のリゾートに無料で参加できる人を会員の中から抽選する予定とのこと。現在会員数は約550人。人とのつながりが広がりそうです。

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