価値観をリセットしよう。森林原人が語る性と幸せの関係

著者名安里 和哲

『偏差値78のAV男優が考えるセックス幸福論』や『イケるセックス』といった著書のある森林原人さん。彼はご自身の豊富な経験を踏まえながら、持ち前の頭脳を活かしながら、セックスと幸せの関係について思索と実践を行なっています。

そんな森林さんがオーナーを務めるオンラインサロン『森林公園(もりばやしこうえん)~リビドーリブ実践版~』のサロンメンバー限定オフ会が、3月25日と4月1日に開催されました。

今回は、3月25日に開催されたオフ会を取り上げ、その模様をお届けします。また、記事後半では森林さんへのショートインタビューもお送りします。

 

すっかり春めいて暖かくなった日曜日の昼下がり、六本木にあるDMM本社の一室で、『森林公園(もりばやしこうえん)~リビドーリブ実践版~』のオフライン交流会が開催されました。

今回のオフ会は「同伴デー」。サロンメンバーが知人、友人あるいはパートナーを1人伴って参加することができるスペシャルな一日。20名ほどが集まり盛況となったこの日はまず、サロン立ち上げから半年にわたって森林さんが伝えてきたことを復習する講演が行われました。

この講演では、森林さんが一方的に教えるのではなく、会員からも適宜質問や異論か飛び出し活発な議論の場となっていたのが印象的でした。

セックス観をリセットすることから始めよう

このサロンで森林さんは、決して「理想的なセックス」や「あるべきセックス像」を押しつけることはしません。社会から私たちが植えつけられたセックス観がいかにフィクションであるかをまず明らかにしていきます。

つまり、セックスへの固定観念を取り払ったうえで、幸せへの道を模索するのです。

私たちは今、「恋愛結婚至上主義」の社会に生きています。

好きな人と出会って、その人と愛し合って結婚、生涯を添い遂げることが最上の幸せ……そういう価値観を否定するのはなかなか難しい。

それは私たちが知らず知らずのあいだに、「恋愛結婚は素晴らしい」という価値観を社会から押しつけられてきたからだ、と森林さん。

「結婚したらパートナー以外の人とセックスしてはならない」「セックスレスになった夫婦は不幸せ」「愛しあってするセックスが最高だ」……そういって価値観に優劣をつけず、並列することで、フラットな視点を獲得する。そのとき初めて私たちは社会が押しつけるセックス観から自由になり、「自分が求める理想のセックスと幸せ」について考えられるのでしょう。

森林さんは語ります。

「物事の価値観をゼロにすることが重要です。僕は結婚や恋愛を否定しているわけじゃありません。いろいろな人がいて、いろいろな価値観を持って生きている。自分の価値観はゼロにしつつ、「そういう考え方もあるんだね」って人の価値観をストックしていくことで、柔軟な考え方ができるようになって初めて、人を受けいれられるようになります」

唯一無二の正しい価値観を追い求めて苦しむのではなく、いろいろな価値観があるんだということを知る。そうすることで人は軽やかに柔軟に生きていけるのではないでしょうか。

ただし、セックスにおいても認められない価値観はあると森林さんは指摘します。それは「性暴力」です。暴力でもって相手を支配し、性的快楽を得ることだけは認められない。そこで森林さんはセックスを次のように定義します。

「同意の上で、体の器官が触れ合い、性の高まりがある行為」

もちろんこの定義も絶対のものではありません。ここからブラッシュアップされていく可能性は十分にあります。森林さんはサロンメンバーと共にセックスについて考えていくなかで、この定義を深化させていくでしょう。

人は仲良くなりたいからコミュニケーションする

森林さんはこのサロンの裏テーマは「コミュニケーション」だと言います。

コミュニケーションを森林流に和訳すると「仲良くなりたい」になるそうです。

巷には「コミュニケーション術」をうたった書籍やセミナーがたくさんあります。そこで教えられるのは、「相手の感情を動かすテクニック」や「交渉術」などではないでしょうか。しかし、コミュニケーションの本質とは「私はあなたと仲良くなりたい」だと森林さんは考えているのです。

仲良くなりたいからあの手のこの手で他者に接近する。そのとき大切なのは小手先のテクニックではなく、相手を理解したいという気持ち、相手に理解してほしいという情熱ではないでしょうか。

コミュニケーションがもっとも生々しく切実に必要となるのがセックスです。だからセックスについては考えることはコミュニケーション、人間関係について考えることになるのです。

森林さんは言います。

「誰かと繋がっていたいという気持ちが、人間誰にでもあります。ちゃんと繋がるには、自分の孤独を受け入れて、”個”として自立すること。でも孤立しないことが大切です」

私たちは学ばずにセックスをすることはできません。だから性教育を受けたり、友人から性についての話を聞いたり、映像や書籍などのメディアを通してセックスについて学びます。

しかし、セックスにまつわるコミュニケーションを学ぶことはできません。小手先のテクニックはいくらでも転がっていますが、私たちには、パートナーとより良い性的関係を結び、ずっと仲良くいられるようにするためのコミュニケーションについては学ぶ場が少ないのです。

森林サロンは、より良い人間関係、パートナーシップ、性的関係を築くためのコミュニケーション論を語り合う場でもあるのです。

サロンメンバーたちの対話、あなたにとって最高のセックスとは?

森林さんの講演が終わると、グループワークを行いました。今日の課題は互いに見つめあって「好き」と言い合うこと。

これは森林さんの勧める「瞬間恋愛」というメソッドです。セックスのとき、互いに「好き」と言い合うことで感情が高まり、心の繋がりが強くなるというもの。これは恋人や夫婦の間でも有効だそうです。

普段照れ臭くて言えない「好き」という感情をあえてセックス時に口にして相手に伝えあうことで、互いの感情が加速していく。瞬間的に恋愛感情が高まっていく。そういうテクニックも、パートナーとの関係をより良く続けていくためには必要不可欠だそう。

また、サロンメンバー同士で性の悩みについて相談しあう様子も見られました。

「異性と付き合ったことがない」と語る男性には、女性たちが「女性は受け身の人が多いから自分からアタックしてみれば案外いいかも」や「傷つくのがイヤなだけでは?」「年上のほうが寛容だから、年上で好きな人をつくってもいいのでは?」というようなアドバイスを次々と投げかけていました。

普段、友人や家族には打ち明けることのできないデリケートな性や恋の悩みについても忌憚なく相談したり議論できる。日常的な社会のしがらみから自由になって、自分自身の悩みを打ち明けられるのが、このオンラインサロンのメリットです。

サロンのなかで、人のセックス観を知り、自分のセックス観を説明する。そうやっていろいろな価値観を並列にしてみれば、他の誰でもないあなたにとっての最高のセックスが見つかるかもしれません。

【森林原人さんインタビュー】

–森林さんがサロンを始めて半年になりますが、手応えのほうはいかがでしょうか。

森林原人(以下、森林):大変盛況で、毎回のオフ会にも大勢の方が参加してくれますし、オンライン上でのやりとりも活発です。

何より、僕が教えられていることもたくさんあります。

例えば、今オンラインサロンで活発に議論されているのが「男女の愛の違い」についてなんですけど、僕は「愛とは与えるものだ」って言ったんです。そうしたらサロンメンバーの女性から「女性にとって与えるのは当たり前。私はずっと彼氏に与えてばかり。それは社会が『母性とは無償の愛だ』という価値観を植えつけたからですよ。女は今、与えられて愛されたいんです」と返信が来たんです。

僕は、女性が与えてばかりだってことにすら気づいていなかったんですよ。男女の考え方、感じ方っていうのはこれほどまでに違うかって改めて気づかされました。

 

–男と女はどこまでいってもわかりあえないですね……。

森林:そうですね。ただ、「男女はわかりあえない」からって悲観的になる必要はありません。この認識はスタートラインです。

みんな最初は同じように生まれてきても、男と女は、体の形も社会から期待されるものも違う。だから男女の価値観はズレていく。そのズレ、「わかりあえなさ」を共有していくことが大切です。わかりあえないことをわかることが大切なんです。

一番ダメなのは「知ったかぶり」。女性に理解あるフリして「生理があるから女はイラついたりするんだよ、しょうがないよ」って言ってるような男がいちばん女性をバカにしている。女性の苛立ちの原因を「生理だから」の一言で片付けずに、一対一の人間関係で見ていく姿勢が大切だと思います。

 

–今後、サロンにはどういった方に入会していただきたいですか?

森林:実はこのサロンの男女比は2:8なんです。だから男性にもっと加入していただきたいですね。男女で活発にセックスについて語りあってほしいです。

男性は、セックスについて語るってことにビビってしまうんですよね。怒られると思っているから。もちろん、女性のことを全然わかってない男性は怒られたり叱られたりしますよ(笑)。でも、叱られたりしないと人は成長できないじゃないですか。

もっと女性と仲良くなりたい、コミュニケーションをとりたい男性にとっては、この『森林公園(もりばやしこうえん)~リビドーリブ実践版~』で学べることは多いと思います。

もちろん女性も大歓迎です。オフ会後は、有料ですが個別相談も受けているので、誰にも言えない性の悩みや人生相談なんかでもいいので聞かせてください。

 

森林原人のオンラインサロン『森林公園 〜リビドーリブ実践版〜』は普段なかなか話せないセックスについての悩みや、性と幸せの関係について、森林さん、そしてサロンメンバー全員で真摯に語り合う場でした。

このオンラインサロンで、あなたを生きづらくしていた価値観から解き放たれて自由になり、「あなたにとって最高のセックスと幸せ」を探求してみませんか?

森林 - 森林公園(もりばやしこうえん)~リビドーリブ実践版~ - DMM オンラインサロン
森林 - 森林公園(もりばやしこうえん)~リビドーリブ実践版~ - DMM オンラインサロンサロン説明 ◆幸せの本質幸せになりたい。 どうやったら幸せになれるのだろうか? 幸せって、なに? そんなことばかり考えて生きてきました。 選択肢の多い恵まれた時代に生まれ、自由に自分の人生を生きていけると思いながら育ち、実際、いい年(38
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