指名200万プレイヤーの美容師が教える 若手美容師がやっておくべき4つのこと

著者名三崎りの

長野県松本市のヘアサロン「NICOLA(ニコラ)」代表のササザキヒデトシさん、長野県長野市のヘアサロン「THE DOTS HAIR&SALON(ザ・ドッツ・ヘア・アンド・サロン)」代表のヒガシザワツバサさんは、共に月間指名200万円を超えるトップスタイリスト。

ヘアサロンが乱立するこの時代、美容業界で生き残るにはどのような戦略が必要なのでしょうか。今回は、お二人に”若手美容師が人気スタイリストになるために20代のうちにしておくべきこと”をさまざまな切り口で伺いました。

“スキル”をあげるために20代のうちにしておくべきこと

―まず、美容師として一番大切な”スキル”はどのように身につければいいのでしょうか。

ササザキヒデトシ(以下、ササザキ):

カットやスタイリングのコンテストにエントリーすることですね。僕は若手の頃は、入社した年から毎年出場していました。人に評価してもらうことってあまりないから、とても貴重な機会なんです。入賞できたらうれしいし、そのまま自信にもつながる。たとえ入賞できなくても、ほかの作品を見ていろんな技術を学ぶことができます。若手の子は地方の小型サロン勤務だから……と萎縮することなく、積極的にいろんなコンテストに参加してほしいですね。

ヒガシザワツバサ(以下、ヒガシザワ):

自分が一番憧れる美容師の元へ髪を切りに行くのがいいと思う。僕は、専門学生のときから10年近く同じ美容師さんのところへ通っていましたね。その方に切ってもらいつつ、技術的なことを根ほり葉ほり聞いて勉強していました。

”指名数を頂く”ために20代のうちにしておくべきこと

―指名数を頂くために意識しておくべきとことはなんでしょうか。

ササザキ:当たり前のことだけど、自分からどんどんアピールしていったほうがいいですね。新規のお客さんに自分のInstagramやTwitter、Facebookなどのアカウントを教えて、自分のことをもっと知ってもらい、指名につなげる。今はInstagramが人気だけど、どのサービスを使ったほうがいいというのは特にないと思っています。SNSは得意不得意があると思うので、自分の得意なもののアカウントで積極的に発信していくのがいいんじゃないかなと僕は思っています。

ヒガシザワ:僕は新人の頃から今までずっと、週3回くらいで客ハン(街中でお客様を捕まえる「客ハンター」の略)しています。

ササザキ:オーナーが今も客ハンしてるって珍しいよね。

ヒガシザワ:客ハンは、今も大事にしています。客ハンで知り合うと、お店で初めて会うより、お互いのキャラクターがわかっているので仲良くなりやすいんです。その結果、指名につながりやすい。あと、客ハンはメンタルとの勝負(笑)。無視されたり、あしらわれたりすることをたくさん経験していくと、精神的なところも鍛えられますね。

“コミュニケーション能力”をあげるために20代のうちにしておくべきこと

ヒガシザワ:誰だって、仕事でもプライベートでも苦手な人っていると思うんです。僕はそういう人がいたら、苦手意識を持たず、積極的にコミュニケーションをとるようにしています。その人から学べることはたくさんあると思うんです。美容師として売れれば売れるほど、接客する人数が増えていきます。だから、いろんなタイプの方に順応できるようになることが重要だと思いますね。

ササザキ:とにかく外の世界にどんどん行くのが大事! 特に地方の小型サロンは、サロンのスタッフとお客さんとしか話さないで1日が終わる、なんてこともよくあります。そうするとコミュニケーションの幅が広がりません。新人のうちは、仕事量が多くて大変だけど、でも違う業種の人と飲みに行ったり、イベントへ遊びに行って、いろんな人と関わる時間を少しでも作ってほしいです。サロンでは関わらないような人と話すようにしたら、話し方とか距離感とかも自然と学べるようになるはずです。

ヒガシザワ:あと、yahooニュースは毎日チェックするようにしています。トレンドの話題や聞きなれない言葉はなるべくインプットして、どんな会話も自然とできるようには意識しています。

ササザキ:僕も空いた時間に経済やスポーツなど幅広くニュースはチェックしてますね。今はネットですぐ調べられるので、隙間時間を有効に使うと良いと思います。

“独立・開業”をするために20代のうちにしておくべきこと

―将来、独立・開業するためにしておくべきことはなんでしょうか?

ササザキ:僕は30歳を過ぎて独立したんですけど、もう少し早く、28〜29歳くらいまでに独立しておけばよかったなとちょっと後悔してます。独立したいとずっと思ってはいたんですけど、ビビリだからすぐには行動に移せなくて……。若いころに独立していたら、失敗は多かったかもしれないけど、そこから学べることもたくさんあったはずですよね。だから、独立したいと悩んでいる20代の子は、勇気を出して早めに行動するのも悪くないと思います。

ヒガシザワ:僕は思い当たらないですね。やりきったので、特にないです!!

200万プレイヤーの若手時代とは

ササザキさんとヒガシザワさんはどのような20代を過ごし、どのようにして人気美容師になったのでしょうか。お二人の若手時代について、詳しくお話を伺いました!

―おふたりは、どのような美容師人生を歩んでいたのでしょうか。

ササザキ:正直、20代前半は何も考えてなかったです。愛想だけはよかったから、挨拶や返事は大切にしていましたね。自然とお客さんもついて、スタッフとも仲良くやっていたんです。それ以外はさっぱりでした。

だけど25歳のときに、店長を任されて、ふと責任感が芽生えたんです。今まではなんとなくうまくやれていたけど、店長になってからは店舗のこと、スタッフのこと、お客様のこと、”美容師”という職業について見つめ直すようになったんです。もっと自分を追い詰めたい、美容師という仕事を極めたいと思って、独立することにしました。

ヒガシザワ:僕は美容師以外にも、DJをやっているんです。若手で忙しい時からずっと続けています。DJをしていると、コミュニティが増えて、そこから美容院の集客につながることもたくさんあるんですよ。あと、単純にお酒も好きで(笑)。今もなんですけど、僕ってすごいタフなんです。前日に飲み会やクラブで10杯以上飲んでベロベロになっても、翌日ふつうに出勤できますね(笑)。

ササザキ:彼のコミュニケーション力は、本当にすごいんですよ。DJ活動でそこも培われているんだと思います。

ヒガシザワ:ただ、DJや美容師ってやっぱり、チャラチャラしたイメージがあると思うんです。だからその分、礼儀や挨拶など基礎的なことはどんな状況でも大事にしています。

オンラインサロンを成長の場にしてほしい

―先ほどもおっしゃっていたように、お客さんとスタッフとしか話さず毎日が過ぎていく……という美容師も少なくないはず。そんな人たちにとってお二人のオンラインサロンは成長の場にもなるのではないでしょうか。

ササザキ:そうですね。普段会わないような美容師仲間とも、もっとコミュニケーションをとってお互いのスキルや成長に繋げられる場をつくりたいと昔から思っていました。だからオンラインサロンはまさに求めていたプラットフォームなんです。

だから、会員の方に質問や相談をされたら、なるべくひとつひとつ丁寧に答えるように心がけています。みなさんに質問をもらうことで改めて考えることもあるし、それが自分のスキルにもつながりますから。

あとはサロンをオープンして以来、ありがたいことに県外の美容師さんからも多く相談を受けるようになりました。ですので、オンラインサロンでは「地方」にフューチャーした独立・経営・サロンワーク・SNSの活用法などのコンテンツも提案していきたいと思います。

 

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