【デートの定義】男女で異なる「どこからがデート?」の基準

著者名ハシ ビロコ
【デートの定義】男女で異なる「どこからがデート?」の基準

異性から食事やお出かけに誘われたけど、「これってデートなの…?」、「どこからがデートなんだろう…?」と疑問を感じたことはないでしょうか。時には「自分だけが一方的にデートだと思い込んでいた」なんてこともありますよね。

デートに対する考え方には、男女差や個人差があることも。デートに対する不安を解消するために、男女で考えるデートの定義を調査しました!

デートとは

そもそも、デートとはなんでしょうか。「デート」という言葉を辞書で引くと、以下のように説明されています。

【デート(date)】1 .日付。 2. 男女が日時を定めて会うこと。出典: デジタル大辞泉

「デート(date)」という言葉には、もともと「日付」という意味でしかありませんでした。では、どうして現代のように、「男女が日時を定めて会う」という意味を持つようになったのでしょうか。

19世紀末~20世紀初頭にかけ、アメリカで「デート制度」という慣習が広まりました。これは男女交際に関する慣習のひとつで、結婚前の男女が交際することを「デート」と呼んでいました。この時のデートには多くの決まりごとがあり、それにのっとって行動する必要があります。たとえば、「男性が女性を家まで迎えに行く」、「男性は女性を家まで送り届ける」、といったような内容です。

この交際は結婚を前提としておらず、20世紀初頭には若者文化のひとつとして広まっていったそうです。その結果、アメリカ英語のdateに「男女が日時を決めて会う=デート」という意味が増えたという説があります。

(参考:世界大百科事典第2版

このように、言葉のうえでデートを定義づけることは可能です。しかし、現実はそう単純ではなく、男女でデートの定義に違いが見られています。それが原因となり、男女間ですれ違いが生まれてしまうことも…。次に、デートに対する男女の考えの違いを見ていきます。

デートの定義【男性編】

まず、男性が考えるデートの定義を見ていきましょう。

女性と2人きりで出かけること

男性が考えるデートの定義として見受けられるのが、女性と2人きりで出かけることがデート、というものです。特に業務外の時間に2人きりで出かけると、デートだと思うことが多いようです。男性にとっては、「2人で出かける」という事実がデートの大切な要素だと言えるでしょう。出かける内容としては、食事、飲み、旅行の順にデートだと思う男性の割合が高くなっているようです。

また、女性から誘った場合は特に、「これは、もしかしてデート?」と感じてしまう事も…。

デートの定義【女性編】

次に、女性が考えるデートの定義を見ていきましょう。

好意を抱いているもの同士、もしくは好意を寄せている男性と出かけること女性が考えるデートの定義としてポイントとなるのが、「好き」という気持ちの有無です。両想い、もしくは片思いの男性と出かけることをデートだととらえている人が多いようです。

スキンシップがあるか

手をつなぐなどのスキンシップがあることも、女性にとってのデートの定義のひとつです。

これにより、相手が自分を好きかどうか推し量る、という意味合いもあります。もちろん、好意を寄せている相手、という前提付きの話です。

好意があるか

また、男性と同じく女性にとっても、出かけることはデートの要素のひとつだといえるでしょう。しかし、女性はただ出かけるのではなく、「そこに好意がある」という感情的な面も、デートの大切な要素として捉えているようです。

例えば、女性が男性を食事に誘った場合。男性はデートだと思っていても、女性は単に友人だから食事に誘ったという場合もあります。そこに恋愛感情はないため、女性にとってはデートではないのです。

一方、男性と2人で出かけることに対して、「これってデート?」と疑問を抱く女性もいます。例えば、男性がデートのつもりで女性を誘い、2人で出かけた場合。男性は出かけただけでデートだと思っていることがありますが、女性にとってはデートかどうか判断がついていないこともあります。なぜなら、男性側の「好き」という態度がはっきりしないと、デートかどうか判断することは難しいからです。

もちろん、ここまでご紹介してきた内容はすべての男女に当てはまるわけではなく、個人差もあります。しかし、一般的な傾向として男性は、2人きりで出かける=デート、だと考える人が多く、女性はそこに+αの要素が必要なようです。では、どこからがデートで、どこまではただの「おでかけ」なのでしょうか。この点について、詳しく見ていきましょう。

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これはデートじゃないかも?!見極めポイント!

食事に誘われたのに何事もなく終わった、進展があるかと思ったのにその後何の連絡もなかったなど、男性も女性も、「デートだと思っていたのに違った」という経験がある方も多いのではないでしょうか。ここでは本命デートとそうではない遊びのデートを見極めるポイントを紹介します。

ポイント1:事前の計画を立てているか

デートのために、事前に計画を立てているかがポイントのひとつです。日にち、目的地、当日の流れ、食事の場所、時間配分、どんな服を着ていくかなど、事前に計画できることはたくさんあります。こうした事前準備をしっかりしているかによって、デートの本気度を見極めることができるでしょう。

特に女性の場合は、本命デートの時には服装やメイクなど外見の準備をしっかりとする傾向があります。好きな人には綺麗な自分を見てほしい、と考えての行動でしょう。デートの内容は男性側で計画することが多いものですが、デートスポットを目的地に選ぶ、食事は雰囲気の良いお店にする、など入念に準備をしている場合は本命デートの可能性が高いです。

ポイント2:相手を大切にしているか

デート中、男性も女性も互いを思いやることができているかが大切なポイントです。わがままばかりで相手を疲弊させる、相手が嫌悪感を抱く行動をする、というのは相手を大切に思っていない証拠かもしれません。

例えば、デートを始めて間もなく、男性がいきなり身体に触れてきた場合。これは遊びの可能性が高いでしょう。手をつなぐという行為にしても、同じようなことが言えます。自然な流れで手をつないだのか、それともどちらかが強引に手をつながされたのかによって本気度を推し量ることができます。

また、会話の内容も、本気度を見極めるポイントのひとつ。一方的に質問してくるのではなく、相手が自ら情報を開示するかどうかもポイントとなります。デートが終わった後は、デートの中で相手のことも知ることができたかどうかを振り返ってみましょう。

ポイント3:次の約束があるかどうか

デートが終わり、家に帰る前にもデートの本気度見極めポイントがあります。それは、次に会うことを約束するかどうか、です。

「今度はいつ会おう?」、「次の週末は○○に行こう!」など、次につながる話が出れば本命デートの可能性が高いです。特に具体的に日時を設定した場合は互いに好意を抱いていると考えられるでしょう。興味のない人や苦手な人とは具体的な計画をせず、「また今度ね」などあいまいにはぐらかすことが多いからです。このような場合は、次回の予定がうやむやになり、いつの間にか距離が離れていた、ということになりがちです。

異性から食事に誘われたときや、どこかに2人きりで出かけたときなど、デートのような雰囲気になることもあるでしょう。しかし、そのデートが本命だったのか遊びだったのか、デートの相手に直接聞くことは難しいものです。上記の3つのポイントを参考に、デートの本気度を見極めてはいかがでしょうか。

国によっても違う?デートの定義

デートに対する考え方は、国によっても違いがあります。ここではアメリカ、ドイツ、中国を例に挙げ、デートに対する考え方の違いを見ていきます。

アメリカ人のデートの定義

アメリカ人にとってのデートは、恋人になる前にするもの、という考えがあるようです。

アメリカには、正式に恋人になる前の予行練習として、「デイティング(dating)期間」というものがあります。デイティング期間中は日本のデートと同じように、男女で会ったり、二人でどこかに出かけたりします。また、付き合う前であってもキスや性行為を行う事もあります。そうして、お互いが恋人としてふさわしいかを見極めていくのです。

しかし、デイティングはあくまでも予行練習。そのため、相手が複数の異性と同じような関係を持っている場合もあります。デイティング期間を経て恋人同士になった後は、1対1でデートをするようになります。アメリカはレディファーストが重んじられている国。そのため、デートの時には男性が女性をエスコートし、勘定も男性持ちというのが普通です。

ドイツ人のデートの定義

ドイツでは好きな相手に告白をする、という習慣がありません。男女が2人きりでいる機会が自然と増えていき、いつの間にか恋人同士になる、という流れが一般的です。そのせいか、デートに対しても日本人ほど気合を入れないようです。

ドイツ人が考えるデートは、「まずは○○に行って食事はここでして……」などと、日本人のように入念な計画を立てて行うものではありません。ざっくりとした目的地を決めたら、あとはお互いの気分に合わせて行動する、というのんびりしたデートが多いようです。ドイツ人にとってデートで大切なのは、お互いが同じ場所で同じ時間を過ごすこと。そのため、目的地は必ずしもデートスポットでなくてもかまいません。近場の公園でも家でも、2人が一緒にいられればそれで充分なのです。

また、日本ではデートの時には男性が奢る場合も多くありますが、ドイツではきっちり割り勘をします。ドイツ人はお金に敏感な面があり、結婚するまでは自分の分は自分で払う、というのが常識となっています。

中国人のデートの定義

中国人も日本人と同じように、デートは計画を立てたうえで、好意を寄せる相手と食事やデートスポットに行きます。しかし、中国人にとっては、デート中の行動が大切な要素になっているようです。ですから、基本的には女性を立てて行動することが求められます。

例えば、男性が女性の荷物を持つ、男性が全額奢る、といったように、男性側に求められるものが多いです。

 

ここまでデートの定義や男女の考えの違い、さらに国別のデートの定義などを見てきましたが、いかがだったでしょうか。異性と2人きりで出かけることがデートだと考えられがちですが、必ずしもそうではない、ということがわかりました。

デートは外面だけではなく、好きという気持ちがあるかが大切。特に女性にとって、感情はとても大切な要素です。デートの定義を理解したうえで、一方的ではない、互いを思いやった素敵なデートができるといいですね。

(※記事内容については、CANARY編集部、及びライターが独自に調査、執筆したものです。ご紹介しているオンラインサロンのオーナー様、及びその関係者からの監修を受けたものではありません。)

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