「教えない」のが秘訣!親子で楽しむ!アットホーム留学キッズ英語サロン

著者名SJ
「教えない」のが秘訣!親子で楽しむ!アットホーム留学キッズ英語サロン

近年、ますます海外が身近になり、英語の重要性は増す一方です。自分の子どもには、小さい頃から英語教育を受けさせたり、留学に行かせたりして、バイリンガル人材に育てたい、と考える人も多いのではないでしょうか。でも、英語学習法って色々ありすぎて、どういうものがいいのかわからない…そんな悩みが聞こえてきそうです。

サンシャインマキ先生のアットホーム留学キッズ英語サロンは、「親子で」一緒に「楽しむ」をキーワードにした、今までにない英語学習です。英語だけではない、コミュニケーションを第一に考えた「教えない」英語教育とは?太陽のようにまぶしい笑顔と愛情に溢れたマキ先生に、その中身を教えて頂きました!

英語を学んだのではなく、知りたい先に英語があった

―マキ先生は、フォニックスや話し言葉らしい抑揚など、「音」に着目した英語学習を広められていますが、「音」に注目するようになったのにはどんな背景があるのでしょうか。

私は、子どもの頃から、日常の色んな音に対して感性を向けていました。3才からピアノをやっていたことも影響していると思います。英語を学び始めたのは中学生からですが、小さい頃から英語の歌を聞いたりはしていて、自然と自分でも英語を発していました。日本語と英語の音の違いにも、その頃から気付いていたんです。そういう経験が先にあったので、抵抗なく英語の音に入っていけたと思います。

私の場合は、英語の歌や映画に触れる中で、好きな俳優の生の声を聞きたい、吹き替えられていないリアルな言葉を知りたい、という好奇心から英語を学んでいきました。なので、英語を学ぼうと思ったというよりは、知りたい先に英語があった、という感じですね。

そんな風に、英語って音からの方が入りやすいと思うので、みんなにもこれを伝えたいと思っています。それと、「おもしろそう」と思うことが先にあると、それが学ぶきっかけになりますよね。好奇心の幅が広い方が、どんどん先に広がっていくので、アットホーム留学ではそういうところを大切にしています。

 

―英語でのコミュニケーションで苦労したことや、英語を身につけるために工夫したことを教えてください。

苦労したことは数え切れないです(笑)。中学1年生の時に2週間留学したのが人生で最初の留学でしたが、その時はもう、全部筆談でした。中学校で普通の英語の勉強をしていたので、書くのは大丈夫だったんです。それで、ようやくコミュニケーションが取れるようになったところで帰国、というタイミングで…。でも、この経験が、もっと話したくなると思うきっかけになりました。次に短期留学をしたのは中学3年生の時ですが、この時は周りも英語が第2言語の人ばかりだったので、全く違った経験になりました。英語だけでなく、ボディーランゲージや、それぞれの文化を学ぶことができました。

大学はアメリカの大学に進みました。海外の大学に行くことは決めていたので、この時はすごくたくさん英語の勉強をしてから行ったのですが、授業よりも日常の他愛のないコミュニケーションの方が難しかったです。英語の発音にはそんなに抵抗がなかったのですが、内容のあることというか、自分の思いをうまく言えずにいました。

コミュニケーションって、自分の思いを言えてようやく成り立つものじゃないですか。だから、英語でケンカができるようになった瞬間は、授業がわかるより嬉しかったですね(笑)。他にも、私は卒業まで日本人とは住まないと決めていて、アメリカ人やスペイン人、韓国人などのルームメイトと暮らしていました。そういう生活の中で、少しずつ英語が身についていったと思います。

人をトータルで見ないと、英語を学んでもらうことはできない

―帰国後は、英会話講師としてお仕事されていましたが、どんなことを意識して指導されていましたか。

その頃は、生後半年から70才まで幅広い年代の方に教えていたのですが、色々なことを学ばせてもらう良い経験になりました。生徒さん一人一人をじっくり見る中で、その人の置かれた環境や心理状態が、英語の学習に影響するということに気付いたんです。例えば、失恋してしまって英語どころじゃないとか、仕事で時間が無いとか。英語だけではなく、その人の時間や心のゆとりもトータルで見ないと、英語を学んでもらうことはそもそもできないじゃないですか。ですので、学習時間外のコミュニケーション、そして子どもの場合には、お母さんとのコミュニケーションを大事にしていました。とにかく、人を見ないと英語はできない。小さい子の集中力は3分くらいしかもたないとか、この頃学んだことは今の活動にも繋がっています。

 

―「アットホーム留学」の活動を始めるには、どんなきっかけがあったのでしょうか。

もともと、世の中に無いものを作ろうという漠然とした思いはありました。そんな中、離婚を決意した時に、一番守りたいのは娘だという思いがはっきりしたんです。できる限り娘と一緒の時間を作りたい、と考えた時に、自分にしかできない「アットホーム留学」で起業する、というところに行き着き、着々と準備を進めていきました。実際に今は、娘が学校に行っている間はセミナーなどで外に出ますが、基本的には家で仕事をすることができています。

親子が同じ目線で一緒に楽しむ、「教えない」英語教育

―日本の英語教育には、どんな課題があると思いますか。

まず、日本語って、親が教えてはいないですよね。小学校に入ってようやく「てにをは」などの日本語の勉強が始まりますが、日本語学習の場合は学校での勉強に加えて、家庭という親との実践の場があるわけです。これに対して、英語学習には、実践の場がとにかく足りていません。学校や教室での英語教育を早くに始めるなら、それと同時に家庭での実践も始めないといけません。そうでないとバランスが悪くなってしまいます。これは、「はひふへほ」をやらずにいきなり「ばびぶべぼ」を学ぶようなものですね。大人でも、こんな風に英語の知識が穴ぼこだらけの人が多いです。ですから、子どもが読み書きをできるようになったら、親子で一緒に英語学習をスタートするといいと思います。

また、親の方に苦手意識があると、それが子どもに伝染してしまいます。子どもが外で英語を勉強してきても、親が「うちでは話さなくていいよ」と言ってしまうと、実践の場が無くなってしまいますね。ですから、家の中でも、親が子どもの英語学習に積極的に関わっていく姿勢が大事です。

 

―「アットホーム留学」では、どのように英語を学ぶのでしょうか。

英語の教材はたくさんありますが、そのまま鵜呑みにしても使えない場合が多いですよね。日本の教育は、一つしかない正解を答えさせるのが一般的です。1+1は?という問題で、答えが2であるのと同じように、英語でも、「可愛い」は英語で何ですか、という質問なら、例えばテストの解答がcuteと決まっていたら、prettyと答えると不正解になったり することもあります。

でも、私は解答の方を先に見せて、そこから式を導くような学び方が望ましいと思います。答えが2になるための式は、1+1でもいいし、1+2-1でもいい。自分なりの式を考えるプロセスを大事にして欲しいと思います。教えてしまうと、教わったことしかできません。そうではなくて、親子で一緒に考えて学び合う形を取れば、吸収できることがたくさんあると思います。

親子のコミュニケーションって、日本語だと絶対に親が上になってしまいますが、英語なら親子の目線を同じにすることができます。親子が同じ目線で一緒に楽しめる学習方法、ということで、アットホーム留学のことを「教えない」教育と言っています。今は大人も子供も忙しいので、取り組みやすさを重視し、歯磨きのように家でのルーティーンとして習慣化しやすいよう、学習時間は1日10分にしています。

子どもたちに「人とのつながり」を学べる英語を手渡したい

―「アットホーム留学」を通してマキ先生が伝えたいこと、実現したいことはどんなことでしょうか。

私の活動全てに共通するキーワードは、「親子」で「楽しむ」です。現代はみんな忙しくて、親子の時間があまり持てなかったり、親子の会話が薄れてしまっていたりすると思います。

そんな家庭に、あたたかい会話を手渡せたら、というのが私の願いです。英会話講師の経験を通して、自分の娘には、英語と会話を通じて「人とのつながり」を学べる英語を手渡してあげたいと思ったのですが、それは親子でやらないと絶対に伝わらないものです。

アットホーム留学のテーマとして、子どもに「自分で立ち直ることのできる子」に育って欲しい、という思いがあります。誰も1人では生きていけないので、人に頼る必要がある時ってありますよね。そんな時、自分なりの適切な表現で頼ることができる子。そして、日本語だけでなく、ユニバーサルな言語である英語でも自分を伝えることができる子。そんな子どもに育ってもらいたいです。

日本人は、言葉が曖昧で、長文で考える傾向が強いです。アットホーム留学では、My picture dictionaryという絵入りの辞書を1人1人が作っていきますが、これは、ものごとをとにかく端的に表現できるようになること、そしてそれを人に伝えられるようになること、この2つを目的としています。これが、私が子供たちに手渡したい力です。自分が子どもの頃、自分の会話や思考の仕方には、良くも悪くも親の影響がとても大きかったと思います。だからこそ、アットホーム留学では、英語を取り入れるというだけでなく、会話の中身そのものを意識していますね。

 

―アットホーム留学キッズ英語サロンが、マキ先生のこれまでの活動と違うのはどんなところですか?

これまでの活動は全て会話ベースだったのですが、サロンではそれに読み書きが加わり、読む、書く、聞く、話すの4技能を使う点です。また、これまでの活動では、私からママ、そしてママから子どもへ、というやり方でしたが、アットホーム留学キッズ英語サロンでは、私、ママ、子どものみんなが繋がるので、子どもが私に直接アプローチすることができたり、色々なやりとりが増えます。英語が苦手なママだと流してしまうような素朴な疑問を、子どもたちが私に直接質問することもできます。それを他のサロン参加者みんなの前で取り上げて解決できるので、子どもたちのモチベーションも上がっています。

例えば、「American」という単語はどうしていつも大文字で始まるの?とか、「s」の音が「ス」だったり「ズ」だったり変化するのはなぜ?とか、大人だとそのまま暗記してしまうような疑問が上がってくるので、大人に教えるよりもずっと難しいです。子どもが理解できるように伝えるにはどうやったらいいか考えさせてもらう、ありがたい時間をもらっています。

―これからサロンでやっていきたいことはありますか?

嬉しいことに、さきほど挙げたような質問が山のように上がってきたり、My picture dictionaryを発表したいと手を上げる子どもが増えています。それは、子どもたちが「見てほしい」「伝えたい」「喜んでもらいたい」「褒めてもらいたい」と感じていることの表れですから、そういう時間をもっと増やしていきたいですね。ママたちにも、「英語ってこんなに楽しい」、「親子で一緒にできるってこんなに毎日感動がある」と感じてもらいたいです。そんな風に、手渡していく2019年にしたいです。

 

―最後に、読者の皆様にメッセージをお願いします。

アットホーム留学キッズ英語サロンは、言葉どおりアットホームです。英語が苦手な人や英語に抵抗感のある人でも、入ってみたら、温かい雰囲気が流れていると感じてもらえると思います。このサロンに参加することで、笑顔が増えたり、「英語ってこんなにおもしろいんだ!」と思えるようになったなど、たくさんのママの感動に出会ってもらえたらと思います。親子で一緒に英語を学んでみたい人、常にウェルカムですので、是非入ってきて頂きたいです。

 


インタビュー中、マキ先生が何度も使われた「手渡す」という心のこもった表現に、先生の愛情の深さと、活動への真摯な思い入れを感じました。サロンでは、先生とママたちがライブ動画を介してつながる「Liveほろ酔い会」も不定期であるので、サロンに参加するママ同士の親密さも増しそうです。太陽の光のようにあたたかいマキ先生とサロンのママ仲間がいれば、英語が苦手な人でも楽しく学べること間違いなしです!

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