投資の種類と始める前に押さえておきたいメリット・デメリット

著者名CANARY 編集部

一口に投資といっても、さまざまな種類のものがあります。 個人でできる5種類の投資方法 を取り上げ、あらかじめ知っておきたいメリットとデメリットについて、種類別に解説していきます。

投資の2種類のリターンについて知っておく

投資のリターン(収益)は「インカムゲイン」と「キャピタルゲイン」の2種類に分類することができます。

インカムゲインとは、株式や債券などの資産そのものから得られる収益のことをいい、得られる収益が変動することはありますが、持続的な収益を得やすいことが特徴です。もっとも身近なインカムゲインは銀行預貯金に対する利息ですが、このほか、株式投資の配当金や債券投資の利息、投資信託の収益分配金、アパートやビルなどの賃貸による家賃収入や、駐車場を貸し出して得られる駐車料金などもインカムゲインに分類されます。

一方、 キャピタルゲインとは所有している資産 を売却した時に得られる収益のことをいいます。株式や不動産の売却のほか、金、銀、プラチナなどの貴金属の売却によってもキャピタルゲインを得ることができます。しかし、必ずしも購入価格を上回る価格で売却できるとは限らず、売却のタイミングによっては、売却額が購入価格を下回る場合があります。このように、売却によって生じる損失を「キャピタルロス」といいます。

インカムゲインとキャピタルゲインには、それぞれメリットとデメリットが存在します。それを踏まえた上で、 適切な投資方法を選ぶようにしましょう。

(参考:SMBC日興証券 初めてでもわかりやすい用語集

個人で可能な投資の種類にはどんなものがある?

では、個人でできる投資にはどんな種類があるのでしょうか。 それぞれの投資方法のメリットとデメリットについて、 具体的に解説していきます。

個人で可能な投資1:株式投資

投資といえば株式投資 を真っ先に思い浮かべる人も多いのではないでしょうか。

まず、株式を購入して保有すれば、保有株数に応じて配当金を受け取ることができます。配当金は、企業が得た利益の一部を株式の保有者に還元するもので、保有株数が多いほど大きな配当金を得られる場合もあります。ただし、常に一定の配当金を受け取れるわけではなく、配当金の金額は企業の経営状況などによって決算期ごとに変動します。

また、株価が購入時よりも値上がりしているタイミングで売却するなど、売買のタイミングによっては売買益も期待できます。

一方、株式投資のデメリットは、初期投資額が比較的高くなるという点です。銘柄にもよりますが、株価は100円程度から数万円までと幅広く、加えて、銘柄ごとに最低購入単位が決められているため、少なくとも数万円程度の投資額が必要になります。

もう1つのデメリットとしては、思い通りのタイミングで売買ができない点が挙げられます。株式市場には、様々な要因によって株価が上下する「株価変動リスク」があり、株式売買のタイミングを誤れば大きな損失を出すことがあります。しかし、株を売却しようとしても、その株式に「買い注文」がなければ売ることはできません。これを、「流動性リスク」といいます。「売り注文」も「買い注文」も、自分が希望するタイミングで即時に処理されるのではなく、約定されるまでにはタイムラグがある点に注意しましょう。

実際に株式の売買を始めるためには、まず証券会社に口座を開設する必要がありますが、証券会社には店舗型証券とネット証券の2つの種類があります。店舗型証券は、店舗窓口か電話で担当者に売り注文や買い注文を直接伝える方法、ネット型証券は売買する株式銘柄の選定から売買注文まで、すべての取引をインターネット上で完結させる方法で株式の取引を行います。それぞれにメリットとデメリットリットがあるので、どちらが自分に適しているのか考えて選ぶのが良いでしょう。

株式投資の初心者にとって大切なことは、まず、詳しい 知識を身に付けることです。本格的に株式投資を始める前に、証券会社が開催するセミナーに参加したり、株式投資をテーマとする書籍やインターネットサイトなどで基本的な知識を学びましょう。 

個人で可能な投資2:債券投資

債券とは、国内や海外に限定せず、国や地方自治体、銀行や企業・公共団体などが資金調達のために発行する有価証券のことで、国債や社債、金融債や外国債などの種類があります。また、債券はあらかじめ額面金額や利率、利払日や満期日が決まっていることが特徴で、安定性が高く、投資初心者にも向いている投資方法といえます。

額面金額とは、債券購入における最低申込み金額のことで、債券の発行元や種類により異なります。次に、「利率」とは、保有している債券に対して発生する利息の割合のことをいいます。次に、「利払日」とは、利息を受け取る日のことで、債券の多くは年2回に設定されています。最後に、満期日とは債券の保有者に返還されるお金である「償還金(しょうかんきん)」を受け取ることができる年月日のことであり、例えば「10年もの国債」の場合は購入から10年後が満期日となります。

債券投資では、保有している債券に応じて、決まった日に利息を受け取ることができるうえ、投資家が債券の購入を通じて発行元にお金を貸している形をとるため、満期日には債券の額面金額(元本)が債券の保有者に返還されます。そのため、満期日まで債券を保有する場合を考えれば、そのほかの投資方法よりもリスクが少ないと言えるでしょう。

債券投資を始めるには、まず証券会社に口座を開設し、債券の買い付けを行います。

(参考:マネックス証券

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個人で可能な投資3:投資信託

投資信託は「ファンド」とも呼ばれ、投資家から集めた資金をまとめ、株式や債券などに投資・運用する金融商品です。資金の運用自体は、専門家であるファンドマネージャーが行うため、専門的な知識が必要ありません。また、100円程度からの少額投資が可能であることに加えて、毎月一定の日に指定した額を自動で買い付ける「積立投資」もあるので、まとまった資金がなくても投資を始めることができます。そのため、とりあえず投資を始めて見たいという人にもおすすめの投資方法です。

しかし、投資信託は元本が保証されているわけではありません。投資家から集められた資金は、投資信託ごとの運用方針に従って投資・運用され、その成果がそれぞれの投資家の投資額に応じて分配(リターン)されます。そのため、市場環境によって、投資信託の運用が上手くいって利益が出ることもあれば、反対に運用が上手くいかずに損をするリスクもあるのです。

投資信託の運用で損失が生じた場合、投資家は自身の投資額の範囲で責任を負うことになります。運用方針ごとに、リスクやリターンが異なるので、事前によく確認すると良いでしょう。一般的に、リスクが大きい投資対象ほどリターンが大きく、反対にリスクが小さい投資対象ほどリターンが小さいとされています。

投資信託を始めるには、証券会社、銀行、郵便局などに申し込みを行います。

(参考:一般社団法人投資信託協会

個人で可能な投資4:為替FX

為替FXとは、外貨金融商品の1つで、為替の値動きを利用して利益を得るという投資方法です。ここでいう為替とは「外国為替相場」の略で、国ごとの通貨の交換比率を意味します。

為替FXは 参加者が多いため取引が成立しやすく、24時間いつでも取引することができることに加えて、インサイダー取引などの不正が起こりにくいことや、株式投資などに比べて仕組みが単純なこともあり、投資初心者でも始めやすいでしょう。

為替FXにおける収益ポイントは、為替差益とスワップ金利の2種類です。為替差益とは、通貨をタイミングよく売買することによって得られる利益のことで、「安く売って高く売る」「高く売って安く買う」という2つの方法で利益を出すことができます。 。スワップポイントは、低金利の通貨を売って、高金利の通貨を買った場合に受け取ることができ、決済されていない売買取引(ポジション)がある限り発生し続けるので、長期運用で利益を出そうと考えている人におすすめです。

また、為替FXには 」と呼ばれるシステムがあり、これを利用すれば、わずかな投資金額で大きな利益を上げることも可能です。「レバレッジ」とは元々「てこの原理」を意味する言葉で、FXにおいては、「少ない金額で大きな金額を動かす」という意味で用いられます。為替FXで取引を行うためには、取引の担保となる「証拠金」をFX会社の口座に入金する必要がありますが、通常であれば取引金額と同額の証拠金が必要になります。しかし、レバレッジを利用すれば、取引に必要となる証拠金を低く抑えることができるのです。レバレッジの倍率はFX業者によって2倍・5倍・10倍と、段階ごとに最大25倍まで設定されており、トレーダー自身で自由に選択することができます。例えば、レバレッジが25倍の時、必要となる証拠金は取引金額の0.04倍となります。

しかし、レバレッジを利用する場合にはリスクも付き物です。証拠金の金額は為替レートによってリアルタイムに変動しており、損益と取引開始時に入金した証拠金の合計と、その時点で必要な証拠金(未決済分も含む)との割合を証拠金維持率といい、トレーダーを保護する目的で、この証拠金維持率が一定の割合を下回った場合、その時点で保有している売買取引(ポジション)がトレーダーの意思とは無関係にロスカット(強制決済)される仕組みが導入されています。そのため、ロスカットされた時点で、為替レートに大きな動きがあると、証拠金(元金)以上の損失を出してしまう恐れがあるのです。

多くの証券会社は、レバレッジによる大きな損失を避けるための仕組みとして、「マージンコール」を導入しています。マージンコールは、証拠金維持率が一定の割合を下回った際に、追加の資金投入、または売買取引の決済を促すために出される通知のことで、マージンコールの指示に従えば、ロスカットを防ぐことができます。マージンコールの基準は、各FX会社によって異なるため、大きな損失を出さないためにも、事前によく確認しておきましょう。

(参考:外為どっとコムSMBC日興証券

個人で可能な投資5:不動産投資

不動産投資とは、マンションなどの不動産を購入し、個人や企業などに貸し出して賃貸料を得る方法です。不動産投資では、家賃収入と不動産を売却するときに得られる売却益で収益を得ます。賃貸契約は2年間など年単位での契約が一般的なため、特に家賃収入は安定した収入源になりやすいでしょう。

また、投資の方法は、マンションの部屋単位で購入して投資に利用する「区分マンション投資」と、マンション1棟を丸ごと購入、または建築して投資に利用する「1棟マンション投資」の2種類に分けられ、予算や利回りに応じて選択する事ができます。

その他、将来的に自分や家族の住居にする など、投資用に購入した物件を自分の資産として利用できる点も不動産投資のメリットといえるでしょう。

ただし、不動産投資にもいくつかのデメリットがあります。まず、借り手が見つからず空室が多ければ、その分家賃収入は減少します。もしも、物件を購入する際にローンを利用していれば、この家賃収入の不足分を自分で補わなければなりません。また、建物は老朽化していくため、定期的なメンテナンスが必要で、老朽化をそのまま放置しておくと空室になる割合も高くなるでしょう。 さらに、不景気などにより不動産の価値が大幅に下落する、買い手が少なく希望価格で売却できないなどの理由で売却損が生じる可能性もあります。

不動産投資は、その他の投資方法に比べて初期投資が大きくなるので、リスクを考慮し、慎重に投資を行いましょう。

不動産投資を始めるには、不動産投資会社に申し込みを行います。

投資選びはどれくらいの額を投資できるかがポイント

投資といってもさまざまな方法があります。どれにしようか迷った時は、自分がどの程度の金額を投資できるかが判断のポイント。 それぞれのメリットとデメリットを把握した上で、自己資金に合った投資方法を選ぶのが良いでしょう。

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