指示待ち人間の特徴と原因。自分がならないためにできること

著者名SJ
指示待ち人間の特徴と原因。自分がならないためにできること

あなたの職場には、「指示待ち人間」と呼ばれている同僚がいませんか?もしかしたら、自分自身がそう呼ばれて悩んでいる、という人もいるかもしれません。仕事をする上ではあまり歓迎されない「指示待ち人間」ですが、具体的にどういう人のことを指しているのか、気になりますよね。

この記事では、指示待ち人間にありがちな主な特徴と、指示待ち人間になってしまう原因を解説します。さらに、自分が指示待ち人間にならないため、また部下を指示待ち人間にさせないための具体的な対策も紹介していますので、誰もが「指示待ち」をせず、主体性を持って働ける職場づくりのために、是非参考にしてください。

指示待ち人間とは?

初めに、指示待ち人間とはどういう人のことなのかを確認しておきましょう。

指示待ち人間とは、文字通り、いつも誰かからの指示を待っている人のことで、自分で主体的に行動を起こすことがなく、言われたことをこなすだけの人を指します。

このようなタイプの人は職場では評価されにくく、場合によっては仕事ができないと見なされてしまうことも。そうなると、仕事を通してスキルアップしていくチャンスも得にくくなり、主体的に動こうというモチベーションがますます削がれるという負のスパイラルに陥ってしまいかねません。

さらに、指示待ち人間がいると職場の空気が悪くなってしまう可能性もありますので、自分が指示待ち人間にならないよう、そして、部下や同僚が指示待ち人間になってしまわないよう、十分に気を付けて仕事に取り組む必要があります。

指示待ち人間にありがちな特徴

続いて、指示待ち人間にありがちな具体的な特徴を1つずつ見ていきましょう。

指示待ち人間が誰かの指示があるまで動けない背景には、性格や習慣、仕事への向き合い方など、色々な要因が潜んでいるようです。

自分で考えることが苦手

一番に挙げられる指示待ち人間の特徴は、自分で考えることが苦手だということ。

ルーティンやマニュアルどおりに仕事をこなすことはできますが、状況に応じて自分で考える力が育っていないため、ルーティンが片付いた後、あるいは突発的な事態が起きた時には、何をすればいいか自分で判断することができません。

職場での自分の役割やプロジェクト全体の目的、あるいはその時々の状況を理解して、それに照らして今自分が何をすべきかを考えるという視点が備わっていないと言えます。

意見を伝えるのが苦手、意見を持たない

自分の意見を言わない人は、何も考えていないのと同じと扱われるため、ほかの人の言うとおりに動くだけの指示待ち人間ということになります。

例えば、会議などで発言しない、あるいは意見を聞かれても「わかりません」、「〇〇さんと同じです」といった回答しかしないのが、指示待ち人間の特徴です。

このように自分で考えることができず、実際に何の意見も持っていない人はもちろんですが、本当は意見があるのにそれを伝えるのが苦手な人も、意見がない、すなわち指示待ち人間というレッテルを貼られてしまうことがあります。

決断することができない

自分で決断することができない優柔不断な人も、指示待ち人間の代表例です。このようなタイプの人は、いったん指示されればそのとおりに動くことができ、表向きは色々と考えているように見えるものの、最終的な決断ができないため、結局は誰かに決めてもらうことを待っていると言えます。

また、「勝手なことをすると怒られるのでは」などと余計なことまで色々考えすぎるあまり、自分で決められないというケースもあるでしょう。

知識・スキル不足でやるべきことがわからない

自分の仕事についての知識やスキルが不足しているために何をすべきかがわからない人も、指示待ち人間になってしまいがちです。就職したての頃や、新しい部署に異動したばかりの頃など、業務への理解が足りないために何をしていいかわからず、周りからの指示を求めて右往左往した経験は誰にでもあるのではないでしょうか。

新しい環境に慣れて知識を蓄えていけば、徐々に自分ですべきことを判断できるようになりますが、目の前のタスクをこなすだけで知識を増やす姿勢がなければ、いつしか指示待ち人間と呼ばれるようになってしまうかもしれません。

仕事で責任を負いたくない

指示待ち人間の中には、自分の判断や行動に責任を負いたくないという思いが強い人もいます。自分の判断のせいでトラブルになった時のことばかりを想像してしまい、結局自分では何も決められなくなってしまうのです。

周りに関心がない

自分に与えられた仕事をこなすだけで周りに関心がないのも、指示待ち人間の特徴です。このタイプは周りからの評価や同僚との関係に無関心で、昇進やスキルアップをモチベーションにして主体的に仕事に取り組む姿勢もありません。

言われたことだけをやっていればいいという考え方なので、指示された仕事はきちんと片付けますが、同じ部署の同僚が残業続きで忙しくしていようとも、指示されなければ自分から手伝おうとはしないでしょう。

(参考:DMM WEBCAMP│指示待ち人間になる心理とは?4つの直し方と向いている仕事を紹介

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指示待ち人間になる原因

人が指示待ち人間になってしまう背景にはどういった原因があるのでしょうか。

もちろん、本人の意識や性格が原因となっている場合もありますが、周りの環境が指示待ち人間を生み出している可能性もあります。

仕事の全体像の理解不足

新入社員や若手社員に多いのが、仕事の全体像が理解できていないために指示待ち人間になってしまうというものです。

誰かの指示を待つことなく自分で動けるようになるためには、目の前の業務の目的やプロジェクト全体の中での自分の業務の位置づけ、全体の工程など、仕事の全体像についての理解が欠かせません。そのため、全体像が把握できていれば、指示がなくても次に何をすべきかが判断できますし、目の前の業務をただこなすだけでなく、業務効率を上げる工夫などにも目が向くようになるでしょう。

仕事の全体像を理解するまでにはある程度の時間がかかりますが、慣れないうちも漫然と業務に取り組むだけではなく、積極的に質問したり自分で資料を探して知識を増やしたりといった積極的な姿勢があれば、指示待ち人間とは呼ばれずに済むはずです。

上司や同僚の側でも、業務をただ割り振るだけでなく全体像の説明をすること、そして質問しやすい環境を作ることや信頼関係を築くことなど、様々な配慮をしてあげましょう。

自信がなく心配性

自分の考えに自信がない人や心配性な人も、指示待ち人間になりがちです。経験が浅いうちはある程度避けられない面もありますが、自信が持てなければいつまでたっても心配ばかりして、自分で決断をすることができません。

しかし、このタイプの人は真面目なので、周りがうまく意見を引き出して自信をつけさせることができれば、自分で考えて行動できるようになるでしょう。

仕事への意欲がない

指示待ち人間の中には、そもそも仕事に対する意欲がない人もいるでしょう。このような人は、決められた勤務条件を満たして決められた給料をもらうことだけが目的なので、主体的に仕事に取り組もうとはしません。決められた仕事が終わっていれば定時きっかりに退社し、手持ちの業務が終わった後に周りから指示がなければ、何もせずただ時間をやり過ごすタイプです。

ただし、ルーティンワークや雑務ばかりを押し付けられてモチベーションが下がってしまっているケースも考えられるため、違う部署への異動することによって指示待ち人間でなくなる可能性もあります。

まずは本人の希望を聞いて、意欲を引き出す方法がないか検討してみるとよいでしょう。

成功体験がない

自分で考えて行動した結果上司に怒られたり、意見が食い違った時に合理的な説明もなく意見を却下されたりといったように、上司が部下の自主性を潰してしまっている可能性もあります。

本来は自分で考える力のある人物であっても、主体的に動くことで評価されるという成功体験を積むことができなければ、怒られたり理不尽に扱われたりすることが嫌になり、自分で考えて動こうとは思わなくなってしまうでしょう。

部下を押さえつけず意見を尊重し、結果だけでなくプロセスに基づいて評価する環境が整っていれば、指示待ち人間はおのずと減っていくはずです。

(参考:TECH CAMP│指示待ち人間の特徴10個と抱えている悩みや原因について徹底解説

指示待ち人間にならない・させないための対策

最後に、自分が指示待ち人間にならないため、そして部下や同僚を指示待ち人間にさせないために、取り入れたい具体的な対策をご紹介します。

自分自身で考える

指示待ちの姿勢に陥らないためには、まず自分自身で考える習慣をつけることが欠かせません。指示された業務のそもそもの目的や仕事の全体像について自分で考えてみると、バラバラに見えていた業務のつながりが見えてくるかもしれません。

何が分からないかを書き出す

そうは言ってもわからないことだらけという場合は、まず何が分からないかを書き出してみてください。わからないことを可視化することで、どうすれば次のステップに進めるのかが見えてくるはずです。

疑問を書き出すことができたら、今度はその疑問11つについて、誰に質問すべきか、あるいはどうやって確認すべきかを自分なりに考えて書き加え、簡単そうなものからそれを実践していきます。

わからないことだらけで身動きが取れない状況でも、まずは疑問を具体化し、それを解消する方法を特定する、という流れでプロセスを細分化していけば、自分で対処できるタスクに行き着くことができるでしょう。

細かく指示を出さない

反対に、同僚や部下を指示待ち人間にさせないために周りが気を付けるべきこととして、細かく指示を出さないことが挙げられます。指示が細かすぎると、指示を受けた人が自分で考える余地がなくなってしまい、主体的に仕事に取り組む意欲を削いでしまいます。

事細かに指示するのではなく業務の背景や目的の説明に重点を置き、指示された人が自分で考えて工夫できるように配慮できるのが理想的と言えます。

(参考:JOB SUPPORT│主体性がなくなる原因とは?指示待ち人間を変える方法

まとめ

指示待ち人間の特徴からは、人が指示待ちの姿勢に陥ってしまう様々な原因が見えてきます。仕事への理解が足りていない、自信がない、あるいは意欲がないといった根本的な原因を特定することができれば、指示待ち人間から脱却させるために周りに何ができるかを検討できるようになるでしょう。

指示待ち人間にならない・させないためには、何よりもまず、自分で考える習慣づけが不可欠です。指示待ち人間だという自覚がある人は、まずわからないことを具体化することから始めてみてください。反対に、身近に指示待ち人間がいるという人は、指示の出し方が細かすぎないか、やる気を抑圧するような行動をとっていないかなど、この機会に相手との接し振り返ってみてはいかがでしょうか。

高橋浩一( TORiX株式会社 代表取締役 ) - 無敗営業オンライン 〜営業を科学する〜 - DMM オンラインサロン
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