2020年3月～2022年5月まで、おうちごはん光里（旧甘味カフェ＆おうちごはん ひより）で開催された心の勉強会「寺子屋ひより」で使用した資料のアーカイブを公開しております。

あなたにとって「占い」とは何ですか？

私たちの現実世界は「既知」と「未知」で出来ている、といっても過言ではありません。
自らの経験によって知り得たことや体得したこと、又は経験せずとも知識として学習したことで、それらが学術的に（主に科学により）証明されていることを「既知」とするならば、未経験のことや、まだ学術的に証明されていないことが「未知」ということになります。
そういった概念をベースに生きる現代社会では、占いとは「未知」に対するアプローチと捉えている人が大多数かもしれません。
古代の哲学者は「既知」「未知」の他に「不可知」というくくりをつくっています。
これは「人間の知性、理性では決して理解し得ないこと」を指しています。
そういった主観的かつ象徴的な「不可知の世界」を自らの真理として受け入れるためのアプローチとして「占い」という手法が連綿と受け継がれてきたと言えるでしょう。