目の前の一瞬は、私を主語にしたときに始まる

テキスト

目の前の一瞬は、私を主語にしたときに始まる

たかが食事、されど食事 ―1日3回の食事を自分の為だけに

愛され家計簿オンラインサロンは8月が新学期ということもあり

前半は「床掃除」をテーマにまずは肉体を動かす!行動することを実践的に取り入れてきました。


え?床掃除?それやって何になるの?

と「つい」言いたくなってしまいますよね・・・

そんな効率重視!タイパ!コスパ!結果ありき!ではなく、アタマで考えずに身体を動かすことで

「行動するってどういうことか?」がとてもよく分かってきます。


そんな8月前半を過ごした後、後半にどんなワークを持ってこようか

散々悩んだ挙句、今回はテーマを「食」にしました。


お金と密接な関係がある「食」をテーマに選んだ理由

1日3回もある食事の時間、当たり前にこんな風に過ごしていませんか?

・時間だから

・家族の為に

・なんとなく

・忙しいから、ながら食事


もちろんこれらが決して悪いことではなく、仕方がないこともあります。

お子さんが小さかったりワンオペだったりすると難しい事も多いです。


だけど私は気付いたんです。

テキトーに買った食材で、テキトーに食事して、バタバタと片付けて・・・

それで「欲しいものが分からない」「本当の気持ちが分からない」って、当たり前だなと。


私たちの生活に欠かせない食事は、単にお腹を満たすための時間ではありません。

朝昼晩、1日3回もあるこの時間は、実はとてもお金と密接に結びついています。

食材を選んで買うところからすでに始まっていて、「どこで何を買うか」「どんな量を用意するか」

という一つひとつの選択に、私たちのお金の使い方が映し出されています。


たとえば、スーパーで安売りの野菜を買うのか、それとも少し高くても食べたい旬の果物を手に取るのか。

そこには自分の価値観や気分が必ず表れていて、それがその後の食事体験を形作ります。

つまり「食」をどう扱うかは、日々の暮らし方そのものをどうデザインしているか、とも言えるんです。


目の前の一瞬は、私を主語にしたときに始まる

そんな食のワークの中で、とても大切にしている考え方があります。

それが「目の前の一瞬は、私を主語にしたときに始まる」ということ。


記録だけなら「おにぎりを食べた」「味噌汁を飲んだ」で終わりますよね。

でもそこに“私”を入れて「私はおにぎりを食べて“ホッとした“」と書いてみる。

たったそれだけで、事実を並べただけの文章が、“自分の体験”として浮き上がってくるんです。


「私」という主語を入れることで、食べたものそのものではなく、

食べたときに自分がどう感じたかが見えてきます。

これ、愛され家計簿の「お金を使った時に感じた気持ちを書く」のと全く同じですよね。

それが、このワークで一番大切にしている「目の前の一瞬を味わう」という感覚につながるんです。


なぜ“私”を添えるとワークの質が変わるか

“私”を主語にすることは、ちょっとした言葉の付け足しのように見えるかもしれません。

でも、実はここが大きな分かれ道です。


「おいしかった」「うれしかった」「安心した」――こんなふうに自分の気持ちを添えることで、

食事がただの栄養補給ではなく“自分を内側から満たす体験”へと変わっていきます。


逆にそれがないと、どんなに丁寧に用意した料理でも、

ただの生命維持活動になってしまうんですよね。


つまり“私”を添えるということは、「食事を通して自分を丁寧に扱う」行為そのもの。

この小さな積み重ねが、自己理解や自己受容につながっていきます。

だからこそワークの質を大きく変える鍵になるんです。


ワーク中によくあるズレ(お品書きだけになってしまう例)

ここでよく出てくるのが「お品書き」になってしまうパターン。


「ごはん、味噌汁、魚の煮付け」「ヨーグルト、コーヒー」

――確かに食べたものは伝わりますが、それだけだと献立表や買い物メモと変わりません。


ワークの目的は「自分だけの為に用意できたか」「私はどう感じたか」に気づくこと。

だからこそ、例えば「私はこの味噌汁でホッとした」「器を選んだら嬉しかった」

と一言でも添えてみるだけで、ぐっと深みが出るんです。


この小さな“自分の感覚”の記録が、ワークをただの記録から「自分を知る時間」へと変えてくれるんです。


今日の食事、一瞬でも“私はこう感じた”って思えることありますか?

最後にひとつ問いかけです。

今日、あなたが食べた食事の中で「私はこう感じた」と言える瞬間はありましたか?


大きな気づきじゃなくても大丈夫です。

「冷たい飲み物で生き返った」「一人で食べて落ち着いた」「器を変えたらちょっと楽しかった」

――ほんの一瞬でも十分です。

それを見つけて言葉にすることが、日常を丁寧に味わう第一歩になります。


後半では、実際の投稿例を取り上げながら、

“お品書き”から“私の体験”に変えるコツを具体的に解説しながら

目の前の一瞬を自分だけの為に味わうとお金の使い方がどう変化するのか?

もお伝えします。


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