大手の予備校講師になりたい方へのアドバイス

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大手の予備校講師になりたい方へのアドバイス

大手予備校講師になるには

大手の予備校といえば、河合塾、駿台、代々木ゼミナール、東進などを思い浮かべる方が多いと思います。
実際、これらの予備校で講師をするのは大変です。
何が大変かというと、講師として「採用される」ことが大変なのです。
本記事は、大手予備校の講師になりたい人向けに、どのような対策をすれば良いのかについて書きました。
私自身の経験と、私と交流のある予備校講師から集めた情報ですが、かなり主観的な情報であることは先に断っておきます。また、私は採用担当者ではありませんので、情報の信頼度は高くありません。
あくまでも、私が結論付けた「こういう人が受かっている」という統計データだと思っていただけると幸いです。
そうとはいえ、ある程度確信に近い情報でもあると思っています。大手予備校の講師を希望する人にとって、有益な情報となれば幸いです。

■□■ 目次 ■□■
1.各予備校の講師の募集状況
2.必要な資格は?集団授業の経験は必要か?
3.採用のポイント
4.気になる噂のアレコレ

1.各予備校の講師の募集状況

まず、大手4つの予備校の講師募集の状況を見てみましょう。なお、年度や地区によって採用情報が異なりますが、本記事では「2023年度」「関東」における情報です。

河合塾

講師募集ページはこちらです。
大学受験科(高卒生)・高校グリーンコース(高校生)の
●講師
●フェロー
という職種に募集がかかっています。フェローとは「講師とは別に、学習に関する生徒からの質問・相談にマンツーマンで対応する学習アドバイザーです。授業内容以外の質問にも対応し、答案の添削指導や学習法に対するアドバイスを行う仕事」ですので、講師になりたいという人はスルーしてください。
募集科目は、「英語・数学・現代文・古文・漢文・物理・化学・日本史・世界史・地理・公民」なので、今回「生物」の募集はなかったようですね。選考方法は「書類選考・筆記試験・模擬授業(講師応募者のみ)・面接」となっています。
ちなみに、私の調査が正しければ、河合塾の関東における講師募集は3年ぶりでした。

駿台予備学校

講師募集ページはこちらです。
「~受験生指導に情熱を持って取り組む若い力を歓迎します。~
英語・数学・現代文・古文・漢文・物理・化学・日本史・世界史
※英語・数学・現代文・古文については主に高校生クラスを担当」
と記載がありますので、若手講師を募集しているようですね。ちなみに、駿台も「生物」の募集はありませんでした。
選考方法は「①書類選考 ②一次試験(科目別筆記試験) ③二次試験(面接・模擬授業)」というとなので、こちらも河合塾と同じスタイルですね。駿台は、第1回、第2回と分けて採用試験をやっています。1回目失念していた人は2回目にチャレンジできますね。

代々木ゼミナール

講師募集ページは現在クローズされていますね。
最近代ゼミに採用された講師に聞いたところ、「履歴書→筆記→模擬授業&面接→最終面接」という流れなので、これも河合塾、駿台と大きく変わることはなさそうです。

東進ハイスクール

講師募集ページはこちらです。以下のような文言がありました。
【歓迎する経験・スキル】必須ではありませんが、参考といたします。
1.大学受験科目の集団授業経験を5年以上お持ちの方。特に難関大学向けの受験指導の実績をお持ちの方(合格者数、生徒支持率を証明するもの)
2.二つ以上の分野の専門知識お持ちの方(文系科目担当ながら理系科目にも知識・造詣が深い等)
3.映像での授業経験がお有りの方
4.各種検定試験等の認定・段位・スコアなどお持ちの方
5.現所属先でのアンケート結果(上位20%以内)
6.教授能力のコンテスト、大会等での受賞経験がある方
7.参考書等の出版経験をお持ちの方※兼業可能です。

募集要項を見ると、随時募集をしているようですね。
ちなみに、私は2014年に東進の講師募集に申し込み、イレギュラーな対応ですぐにカメラリハーサルなどをやりました。
このあとどうなったかというのは、あまり本件と関係ないので、いつかサロン内で触れたいと思います。

他の予備校

基本的には、この4つ以外の予備校でも大体の採用の流れは似たようなものです。
迫田が所属したことがある予備校でいうと、北九州予備校は、当時
「模擬授業→面接→筆記」
という流れだったと記憶しています。筆記を最後に回して、模擬授業から審査するというのは面白かったです。

2.必要な資格は?集団授業の経験は必要か?

どこの予備校にも共通していることですが、基本的には四年生大学の卒業が必須となります。これは大手に限らず、高校生の集団指導をする塾などでも共通です。(稀に、卒業していない大学生でも授業可能な場合もありますが、かなりレアケースですので、記事の後半で触れたいと思います。)
さて、予備校講師になるのに必要な資格は大卒くらいなのですが、それ以外に重要なスキルがあります。
それは、集団授業のスキルです。これがないと予備校講師にはなれません。
つまり、集団授業を未経験の人は予備校講師になれないということです。(これは、募集要項に明記されていなくても、確実に必要です。)
「自分は個別指導で経験を積んだから、集団もいけるはず」と思ってしまう方がいたら、悪いことは言いませんので一度大手の塾で集団授業の経験を積んだ方が良いです。
各予備校が求めている講師は即戦力です。未経験者には一切門が開かないと思っていてください。
それが物語るように、これら大手の予備校では講師研修というものがほぼありません。なぜなら、全員即戦力なので、(建前上は)研修をする必要がないのです。一方、学習塾など「やる気と情熱さえあれば、未経験者も歓迎します!」という学習塾は、研修がとても充実しています。
もし、集団授業の経験がないという方は、まずは大手の学習塾などで小中学生を相手に指導をして、集団授業のスキルを身につけることからスタートしましょう。
ちなみに、おすすめの大手の学習塾は、スバリ

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