「~を+他動詞」や「~が+自動詞」と教えるな!?

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「~を+他動詞」や「~が+自動詞」と教えるな!?
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自動詞と他動詞の教え方

日本人もそんなに具体的に分かっているわけではない「自動詞」と「他動詞」!!
どうやって外国人に教えればいいでしょうか!?
基本的な部分は以下の動画で解説していますので、まだの方はぜひご覧ください!!


①自動詞と他動詞

①-1)自動詞、他動詞とは

 ※対象に作用する動作⇒他動詞
 ※作用の対象がない動作⇒自動詞
◆初級では基本的に「対のある自動詞」と「対のある他動詞」を比較して理解させる

①-2)構文による覚え方

◆同一の名詞を使用した場合
 ※[N]+を+[他動詞]
 ※[N]+が+[自動詞]
例)
私はドアを開けました。
ドアが開きました。

私は電気をつけました。
電気がつきました。

②ありがちな間違い

②-1)「~eます(辞書形:~eる)」となっているものは他動詞だと覚えてしまう

《他動詞》つけます/かけます/入れます/…
《自動詞》壊れます/割れます/倒れます/…

◆完璧な区別ではないが、以下の区別は参考のために紹介しても良い
・「~します」になっているものは他動詞
・「~aります」になっているものは自動詞

②-2)「自動詞=自分の動作」&「他動詞=他人の動作」と勘違いする

『私は ~を+[他動詞]』という例文を提示すればすぐに解決する

②-3)「自動詞=自然な変化」&「他動詞=故意の動作」という意味だけ覚える

例)
私はかばんに財布を入れました。
かばんに財布が入りました。
部屋に犬が入りました。

私は木を倒しました。
木が倒れました。
私は倒れました。

③~てあります VS ~ています

③-1)[他動詞:て ]+あります

◆目的がある
 ※「~を~ました」で状況を設定し、一種の「結果の状態」になっていることを確認
 ※その状態にした目的を考えさせる
例)
ドアが開けてあります。
 ※空気が悪い/通りやすい/…

壁に絵がかけてあります。
 ※きれい/この絵を見たい/…

③-2)[自動詞:て]+います

◆目的がない
 ※「~が~ました」で状況を設定し、「結果の状態」になっていることを確認
 ※その状態になった原因を考えさせる
例)
ドアが開いています。
 ※風が吹いた/閉めるのを忘れた/…

木の枝が折れています。
 ※台風/物が当たった/古い木/…

まだまだ終わらない「自動詞/他動詞」の迷宮!!

「~を+他動詞」「~が+自動詞」と教えてはいけない!?

実はこの教え方が原因で、多くの学生がその後もずっと「自動詞/他動詞」を間違え続けてしまっています。

詳細は有料部分で解説しています☺️


さらに!

自動詞や他動詞の一般的な用法にもかかわらず、あまりピックアップして指導することが少ない用例についても解説をしています。

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