小説をエタらずに10万字以上書くための3つのコツ
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この記事の作者はプロのラノベ作家です。
小説を書き上げる最大の壁となるのが以下の2つです
①自分の作品に飽きる
②これって本当におもしろいのか病
多くの場合、このどちらかの原因によって、途中で挫折します。
小説の新人賞に応募するためには、約10万字以上を書いて完結させる必要があります。
10万以上を書くことに慣れると、10万字を書くことはだんだん難しくなくなっていきますが、初心者はこの10万字執筆の壁を超えることがとにかく難しいです。
10万字執筆の挫折を防ぐための3つのコツ
1・3ヶ月以内に10万字を書く
(飽きる前に終わらせます)
2・最初の3話を書けた時点で、そのジャンルについて詳しい5人くらいに読んでもらう
(4人以上から高評価をもらえたら間違いないくおもしろいです。企画性の問題点はここで潰せます)
3・1日100文字書けたらOKと執筆ハードルをとにかく下げる
(書き始めるのが最大のコツです。100文字書けたら、その日は1000文字書けます)
一番良いのは自分の作品はおもしろいと確信を持った状態で書くこと
新作を書く場合、3話くらい書いた時点で、一度、そのジャンルを日常的に読んでいる人、5人くらいに読んでもらって意見をもらうのが良いです。
5人中4人以上から高評価をもらえたら、確実におもしろいと言えます。
実際に私の運営する小説家サロン「エンタメノベルラボ」内で、この割合の人数から高評価をもらった作品は、書籍化かコミカライズされる確率が非常に高いです。
もし、5人中4人以上から高評価を貰えなかったら、指摘された問題点を改善して、企画を練り直します。
こうすると、ほぼ確実におもしろい作品を書くことができます。
このプロセスを経ると「これって本当におもしろいのか病」にかかることが無くなります。
多くの人から太鼓判を押されているからです。
注意点として意見をもらうのは、そのジャンルに詳しい人が望ましいです。
今は、キャラ文芸でもWeb小説でも、型や流行が非常に大事になっており、そのジャンルを読んでいない人にとっては、良さがわかりにくくなっています。
最終的に大ヒットを狙うためには、万人にウケるのが望ましいのですが、まずはジャンル内で抜きん出ないと、書籍化、コミカライズされないので、そのジャンルとして見た場合の評価ができる人の意見が貴重となります。
例えば、視点移動は基本的にしない方が良いとされていますが、カクヨムでは主人公アゲのために、行った方が評価に繋がったりします。
このように基本からはズレているけど、今の流行やこのジャンルではこちらの方が有効というケースがあるためです。
このためエンタメノベルラボでは、約5人以上で、小説の批評をし合うガチ勉強会を毎月、開いています。
Web小説系、ラノベ新人賞系、文芸系の3種類があります。
もし興味がありましたら、ぜひ入会して、あなたの書かれているジャンルの勉強会に参加してみてください。
2023年11月21日に作成した記事
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