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写真集「47サトタビ」作品解説(1)

テキスト

写真集「47サトタビ」作品解説(1)


作品解説から写真力をつける。 

写真集「47サトタビ」の中から写真を選んで解説します。撮影時の「動機」「技術」「表現」などをご説明します。普段の私の撮り方が、写真の読み解き方や撮影のヒントになればいいなと思います。







写真集「47サトタビ」 新潟県南魚沼市

動機:竹林の中に光を見つけた
技術:明るい箇所を強調するために露出補正はマイナスで暗部を利用して作画

表現:冷え込んだ霧氷の朝。遠くから竹林の中に一寸の光を見つけてかぐや姫が生まれてくる光のように感じました。歩いて近づいていきます。かぐや姫というより、雪の中で光がたくさん集まって話をしているように見えました。画面両側は暗い感じにして囲むようにして視線を中に持ってくるような構図にしています。引き締め効果です。





写真集「47サトタビ」 島根県大井谷棚田


動機:巣ではなく電線で餌をもらう子ツバメに驚く
技術:背景の棚田をぼかして子ツバメを浮き上がらせる
技術:斜めに少し奥行きあるよう並ぶ子ツバメたちのピントに注意

表現:あんなに大きくなった子ツバメなのに親からまだ餌をもらっています。いつまでも子に優しい親鳥の姿から感じるのは自分の母親の愛情。たっぷりいただいた。ありがとうございます。親が近づいてきて子ツバメたちが大きく口を開けているシーンは微笑ましいものです。黄色は幸せ色と思っていいるから温かい気持ちになります。



写真集「47サトタビ」 新潟県津南町


動機:ツタの新芽が夕方の光に輝いていた
動機:通り過ぎたけど戻ってきた
技術:黄色を出すために露出補正は極端なマイナスにする
技術:前ボケに菜の花を入れて丸の形を増やし楽しい絵にする
技術:遠くから超望遠レンズで狙うことで画面を整える

表現: 冬の間は無彩色だった林内に命の営みを見つけてうれしくなりました。ツタの新芽が、ピカピカと光るヒメボタルの点滅に見えました。私にとっての春の色は黄色です。黄色を見つけると心躍る気持ちになります。幸せ色をたくさんにして画面構成します。 





写真集のご購入は佐藤尚HPをご覧ください。


http://www.satophoto.net/47サトタビ/






オンラインサロン 風景写真家佐藤尚「47里ほっと」の内容


①写真の解説 写真集「47サトタビ」の中から写真を選んで解説します
②写したての“ほやほや” 旅先の名所から身近な場所まで新作を公開し撮影手順をお伝えします
③近況報告 サロン限定で近況をお伝えします
④イベント オンラインイベントやリアル交流会などを行う予定です
⑤掲示板 テーマに沿ってお写真の投稿を自由にしていただけます



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