4月【女神講座テキスト】白衣観音(パーンダラバシーニー)

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4月【女神講座テキスト】白衣観音(パーンダラバシーニー)

いつか書いたことがありますが、「白」は密教で最上の色とされます。

これから何にでも染まる色として、将来が夢いっぱいの子どもたちのおまもりの袋にはよく白を使います。

そして、白は「地水火風空」の「水」の象徴。梵字は「バン字」です。


白い服をきた女の人


3~6歳くらいの頃、わたしはよく白い衣をきた女の人に会っていました。

わたしが寝ていたらさわさと風に揺られるようにして、白いベールをかぶった方が

じっと私を見ていることがよくありました。

こわいという感じはありませんでしたが、いつも見られていることで

あるとき母に「白い服をきた女の人がきているよ」と言いました。

母は顔を歪ませて、「ほんまに?あんたは霊感あるんやな」といいました。

母はあまりうれしそうではありませんでした。

わたしが子どもをもってから、引っ越しを機に、神経衰弱になったことがあります。

そのときにさまざまなものたちが寄ってきて声が聴こえていたことがありました。

その時にも母は顔をゆがめて「子育てで神経がやられているんやな」といいました。

母は精神的に強い人ではなかったし、かなり心配性で先の先のことまで

悪いほうに心配してしまうところがありました。自らも子育てで苦労していましたから

だんだんとそうなったのかもしれません。

若い時は神経質なところはあったけど、馬術など楽しんだり、大学は中国文学を

学んだりしていました。家庭をもってからネガティブな症状が進んだのかもしれません。

母は、戦争時代赤ちゃんだったから、敏感すぎるのは仕方のないことかもしれません。

赤ちゃんの頃に大阪の家が爆撃されたことがあるそうです。

しかし小学生時代は兵庫・但馬のきれいな川のあるところへ疎開して

いとこたちと活発に遊んでいたといいますから、たのしいこともきっとたくさんあって、

つまり総合的にマイナスのほうにひきずられやすい

タイプだったといえるでしょう。

それでも、わたしは、見えないものが見えたり、神経がやられていると決めつけられることに

失望していました。そうではない尺度もあったのです。

わたしは決してそんな自分を卑下したことはなかったからです。






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