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このコンテンツでは、不動産には複数の観点から価格が付けられることに着目した、サヤ取り（アービトラージ）の手法を紹介します。

サヤ取り（アービトラージ）は、同じものに対して2つ以上の価格があるものの価格の歪みを利用して、価格の差から利益を取る手法です。

サヤは鞘と書くことが多いですが、語源は差也とも言われます。

不動産や株、先物、仮想通貨など、価格が存在するあらゆるものにはサヤがあり、広義にはメーカー→卸売→小売り→消費者という価格差もサヤの一種であり、あらゆるビジネスはサヤ取りという考え方もあります。

サヤ取りをする人（アービトラージャー）が増えると価格の歪みがなくなっていきます。

さて、本コンテンツでは不動産のサヤ取りに話を戻しましょう。

不動産には3つの値付け方法がある

戸建（空室・実需用）→ 積算法・取引事例比較法
戸建（賃貸中）→ 収益還元法・積算法・取引事例比較法
区分事務所/店舗 → 収益還元法・取引事例比較法
シェアハウス → 収益還元法・積算法・取引事例比較法

物件価格の減価と利回りはトレードオフの関係である

市場の歪みを利用したサヤ取り（アービトラージ）

収益還元法で買って → 積算法または取引事例比較法で売る