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創作初心者でも簡単にできる70点以上の小説プロットを作る方法

テキスト

創作初心者でも簡単にできる70点以上の小説プロットを作る方法

この記事はプロのラノベ作家が監修しています。


Q.長編小説を書く時のプロットの作り方

初めまして。一か月前に入会したばかりの者です。よろしくお願いいたします!


たいへん初歩的な悩みで申し訳ないのですが、長編小説を書く時のプロットの作り方がいまだにわかりません……。プロットが大の苦手です……。
プロの作家さんは皆さん大体どれくらいの枚数でプロットを作り上げるのでしょうか……?

「これは好印象!」といった体裁のプロットはありますか?
ご回答よろしくお願いします。


A.概ねワード2枚分、もしくは1000字程度でまとめるくらいがベストと言われています。

初めてのご質問いただきありがとうございます。この質問コーナーではどんな質問でも聞いてよいことになっているので、初歩的だと思われる内容でも何でもお尋ねください。


プロットについては、いろいろな作り方があるため一概には言えないですが、概ねワード2枚分、もしくは1000字程度でまとめるくらいがベストと言われています。


おおよそ、書籍で1冊換算=10万字強の内容を、1000文字でまとめるイメージです。


プロットの書き方にはいくつかテンプレートと呼ばれるものがあります。「これは好印象!」という絶対的テンプレートは存在しないのですが、(理由としては、作品のテイストによってよいプロットの書き方が変わってくるため)


よくオススメしているのは「SAVE THE CATの法則」という本があり、これを一回一通り読んでみるということです。映画のプロットの作り方ですが、ラノベにも応用が可能な項目が多いのでぜひ読んでみていただくことをおすすめします。


また以下、初級者でも使える小さなテクニックを紹介します。※この方法は初級者でも使い勝手がよい一方、上級者になってくると使えない場面が多々出てくるので、あくまで一テクニックとしてご参照ください。


それは、「やることだけ先に書いておいて、あとから何故それをやるのかを埋めていく」というプロット作成法です。


簡単に桃太郎を例にあげます。
まずやることだけ先に書くので、以下のような文章になります。


「桃太郎は鬼退治に行くことを決めた。そして犬と猿とキジを仲間にした。彼らは鬼を倒した。」


これは、何が行われたかという事実しか並んでいないので、ここに何故それをやるのかを入れていきます。


「なぜ鬼退治にいくの?→鬼の悪事が許せなかったから」などです。

これをまとめると、


「桃太郎は、鬼の悪事に苦しむ村の人たちを見て、鬼が許せなくなった。だから鬼退治にいくことを決めた。しかし一人では鬼を倒せない。だから仲間を作る必要があり、犬と猿とキジを仲間にした。犬と猿とキジも、また鬼の悪事に苦しめられていたからだ。そして彼らは鬼を倒し、鬼の悪事に苦しむものたちは幸せに暮らせるようになった。」


↑このような文章になります。
基本的には、「何をやったか」の文章に、「何故それをやったか」の記述を足していっただけです。そしてこれで、概ねですがプロットは完成しています。


このテクニックだけで100点のプロットを作ることは難しいですが、でも70点以上くらいのプロットであればこれを意識するだけで作れます。


まずは変に難しいやり方を取り入れすぎず、1つの基本テクニックを使いこなせるようにすることはとてもオススメしています。


2024年10月10日に作成した記事


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