①アクセントのある個所のシュワ(schwa)の音　//の発音の仕方
このシュワの音は、唇の形が/i/（“lax sound”）を発音するときのように
「唇を丸めて」発音しますが、
/i/のときよりも｢少し力を入れ｣て、
自分の身体の前にこの音を「置きに行くような感じ」で発音すると、上手く発音できます。

この音の基本は、「唇を丸め、顎は上がっていて、
口の周りの筋肉に少し力を加えて」発音することです。

舌先の位置は、「前でもなく奥でもない真ん中」、｢上でもない下でもない真ん中｣で、
｢真ん中の真ん中｣に舌先を持ってきて発音されます。
この位置で舌先を固定する為に、唇の周りに少しだけ力を入れて発音します。

②アクセントのない個所のシュワの音　//の発音の仕方

アクセントのない箇所には//の記号が使われ、もっとも頻繁に使われる音です。
アクセントがないので非常に弱く、軽く発音されます。
発音の仕方のコツは「ほとんど口を動かさない」で
「疲れてため息をついている時くらい力を抜いて」発音されます。
逆に口を動かしすぎると別の音になってしまうので、注意が必要です。