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ワクチンが必要ない理由

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ワクチンが必要ない理由
こんなメッセージが届いた。
「おかげさまで家族の誰もコロナワクチンを打っておらず、皆元気です。
小児ワクチンについて先生のご意見を伺うことはできますか？
小児ワクチンについて何冊かの書籍を読み、打たないと決め、現在下の子には1本も打たずに1歳3か月を迎えました。
ただ、これから主人の海外駐在の可能性が出てきており、ワクチンについて改めて考えています。
駐在する国は、強制的にワクチンを打たされるわけではありませんが、
MRや麻疹、破傷風については、「打つ必要がない」と納得できるだけの材料がなく、悩んでいます。
先生は基本的に「全部打つ必要はない」というご意見ですが、どこの国に住んでも小児ワクチンは不要だとお考えでしょうか。
はしかや風疹については、感染したら子供が苦しむことはないですか？破傷風になったら重症化する可能性はありませんか？心配をぬぐえません。
お忙しいところ恐縮ですが、ご返信いただけたら幸いです」

子供はなぜワクチンを打つ必要がないか、その理由については、たとえば以下の記事で書いたことがある。
https://note.com/nakamuraclinic/n/ndd750800478d

内容をざっとまとめると、
・人類の誕生以来500万年生き抜いてきた我々の体には最高度に洗練された免疫が備わっている。だからワクチンは要らない。
・ワクチン製造者が接種の後遺症に対する責任を免除される法律ができた1986年以後、定期接種ワクチンの数が飛躍的に増加した。つまり、ワクチンは『政治』である。だから、ワクチンは要らない。
・破傷風に罹患する確率は隕石に激突される確率と同程度である。だから破傷風ワクチンは要らない。
・疫学統計を見れば、ワクチンが感染症の減少に寄与した証拠はない。感染症が減った理由は、上下水道の整備など公衆衛生施策や栄養状態の改善によるものである。だから、ワクチンは要らない。
・「ワクチンを打った本数に比例して罹患する病気の数が増えていく」という論文がある(なお、この論文執筆者は医師免許を剥奪された)。だから、ワクチンは要らない。

さらに、僕が翻訳をつけた動画がある。(『Vaxxed 2』)
https://note.com/nakamuraclinic/n/n7795663d1980

これだけの情報に触れてなお、あなたが「やっぱり悩ましい。打ったほうがいいのではないかしら」というのであれば、悩むことはない。打てばいい。許容できない価値観に対して、無理やり自分を納得させる必要はない。納得してないのに「打たない」という選択をしたら、これから大変ですよ。小児検診のたびに小児科医から責められることになる。「なぜ打たせないのか。児童虐待だ」などと。下手すれば、児童相談所さえ動く。未接種は「いばらの道」である。あなたは潰れてしまうかもしれない。潰れてしまっては、親の務めが果たせない。そこまで追いつめられるくらいなら、打てばいい。

結局のところ、どのように子供を育てるか、食生活、道徳や価値観、ものの考え方、おおよそ子育てに関する方針は基本的にすべて親が決めて、親が責任を持つ。打たれた子供は気の毒だけど、僕の子供ではないから、仕方がない。

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