京の酵素浴に行ってきた。オーナーの栗林さんとお話することもできて、感激した。

なんといっても、酵素風呂を作った人なんだから。このおかげでどれだけ多くの人が病苦から救われたことか。僕からすれば、栗林さんは「生きる伝説」です。人間国宝です。

ちょうど夕方だったこともあって、「一緒に食事でもしましょうか」という話になって、僕は飛び上がって喜んだ。

しかし、この日は会食の場に宮様が来られるということが後でわかり、「初めての人はちょっと、、、」とやんわり断られてしまった。残念。

栗林さんはどういう人なのか。（以下、パナシェ熊五郎さんの記述を参考にしました)

「19歳で九州の田舎町から京都に出てきた。

大学に行くためと言って親戚からかき集めた金で祇園で豪遊し、すってんてんになった。

さて、行き先がない。たまたま一緒にいた百姓に畑をしないかと誘われて、乗った。

いまだ闇市があった時代である。米や野菜を作る百姓が一番金を持っていた。

ある秋、松茸を採りに嵯峨野の山に登った。山をうろつくうちに、持病の喘息が消えた。

街に戻ると、また喘息が出る。山に行くと、消える。繰り返すうちに、山に興味を持った。

山には何かがある。

この直感をもっと追求したいと思い、山から下りるのをやめた。