【KM064】「相互関税」により破壊されたマーケットの現状、今後の行方

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【KM064】「相互関税」により破壊されたマーケットの現状、今後の行方

4月4日、米雇用統計が発表されました。

<3月結果>
非農業部門雇用者数(NFP):前月比+22.8万人(予想:+13.5万人)
失業率:+4.2%(予想:+4.1%)
平均時給:+0.3%(予想:+0.3%)、前年同月比:+3.8%(予想:+4.0%)

数値上の結果としては、NFPが市場予想を大きく上回り雇用は強い。

一方で失業率は予想より0.1ポイント高く、平均時給の推移は予想の範囲内。

総じて雇用は強く、先月書いたDOGE(政府効率化省)の米機関職員解雇の影響はまだ顕在化していない状況です。

ですが、皆さんもご存じの通り
今マーケットで注目されているのは雇用統計の結果ではなく
トランプ大統領が全世界に向けて発した『相互関税』です。

連日、日米株式市場において各指数が大きな続落を続けており、この波紋の落ち着きどころを捉えかねている状況です。

今回は米国の「相互関税」政策によって起こっている事態と、今後のマーケットの動向について整理していきます。

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