【KM061】雇用統計はノーサプライズ、今の市場のリスク要因とは?

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【KM061】雇用統計はノーサプライズ、今の市場のリスク要因とは?
3月7日発表の米国の雇用統計は
以下の通りの結果となりました。

<2月結果>
非農業部門雇用者数(NFP):前月比+15.1万人(予想:+16.0万人)
失業率:+4.1%(予想:+4.0%)
平均時給:+0.3%(予想:+0.3%)、前年同月比:+4.0%(予想:+4.1%)

市場における事前予想は相当悪いという話もあった中でしたが
NFPも市場予想を下回ったものの「予想ほど悪くもなかった」という結果と受け止められたようです。

イーロン・マスク氏が率いる政府効率化省(DOGE)が主導する政府機関職員の大量解雇が今回の雇用統計に影響するのではないか
と見られており、今回の結果には大きく反映されなかったことから
今後の指標に表れることへの懸念が残った状態となります。

とはいえ、直近のマーケット環境を見ると
米国ハイテク銘柄を中心に価格下落が進行している状態で、日本株市場もそれにつられてこれまでの38000~40000円のレンジを下抜けている状況です。

▼日経225先物 日足チャート▼

今回のマガジンでは、米雇用統計の結果以上に
「今後のマーケット状況を左右するリスク要素」を整理したいと思います。

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