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親との関係で生きづらいAC(アダルトチルドレン)チェックリスト39項目

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親との関係で生きづらいAC(アダルトチルドレン)チェックリスト39項目



「心のストレッチルーム」前田泰章です。


生きづらさの要因を探っていくと、AC(アダルトチルドレン)という言葉を知る方は多いのではないでしょうか。

「心のストレッチルーム」にも、ACのお悩みを抱えた40代50代の相談者さんが多く来られます。


では、ACとは何か?

このページでご紹介したいと思います。





ACチェックリスト(39項目)もご用意していますので、普段の自分にあてはまる項目を、チェックしてみてくださいね。

*ACチェックリスト(39項目)は、プリントアウトしておこなうことができます。



AC(アダルトチルドレン)とは?

AC(アダルトチルドレン)とは、Adult Childrenという名前の通り、いつもいい子で大人のように振る舞うことを強要され、子供らしさを出せなかった子どものことです。



本来は、1980年代にアメリカで生まれた言葉です。アルコール依存症の親によって育てられ、アルコール依存を核とする「機能不全家族」の中で子供時代を過ごして「生きづらさ」を抱えて大人になった人、しかも、それゆえに順調な社会生活を送れずに悩み苦しんでいる人の事をさします。


機能不全家族とは、子供が安心して育つ環境の整っていない家庭です。アルコール依存症の親を持つ家庭がその典型なのです。


また、アルコール依存症ではないけれど、ギャンブル依存症、仕事依存症など同じような嗜癖を持っている親のもとで育った人も含めて、機能不全の家庭で育った人をアダルト・チルドレンと呼ぶようになっています。



日本型AC(アダルトチルドレン)

では、日本での機能不全家族は、どのような特徴があるのでしょうか?


全ての家族がこれから紹介するケースに当てはまるわけではありませんが、多くの場合、仕事熱心な父親、良妻賢母の母親、優等生の子どもからなりたっています。




こんな良い家族がなぜ機能不全なのでしょうか?


父親は家族より仕事優先です。経済力によって家族を支配しようとしているのです。


優しい母親は、世話をやくことで、夫と子どもを支配します。


この夫婦は二人とも、相手と子どもを「自分がいなければ生活できない人」に仕立てているのです。


そして、子どもは、そのような両親の行動を愛情と勘違いし、両親の期待に応えようと一生懸命勉強し、良い子であろうと努力します。


彼らは「良い子でなければ親に愛されない」と感じているのです。


こうして、子どもは「良い子でない自分は誰からも(自分からも)愛される価値がない」と判断するようになります。これが、良い子が一生懸命頑張る理由です。


このような家庭で育った子どもは大人になっても、親に期待されていることをするか、会社に期待されていることをするかを考えて行動し、判断基準が自分にありません。


他人の期待という底知れない欲求を満たさなければならないため、彼らは一生懸命努力します。


しかしながら、他人はいつも自分が期待していたほどの見返りを与えてはくれないので、いつかは疲れ果てて体を壊すか、精神を病んでしまいます。

これが日本型AC(アダルトチルドレン)です。



なぜ日本には、ACが多いのか?

金盛浦子さんの著書「もうひとりの私をゆるしてあげよう」(ベストセラーズ)から、なるほど!と思う内容があったのでご紹介いたします。


「日本は資源に恵まれず、土地にも恵まれていません。かぎられた資源と土地を、お互いのがまんのうえで分かち合い、がまんのうえで頑張り、一生懸命にやってきたのです。そのため、誰かのために生きなければならず、”いい子”として迷惑をかけずに生きなければならなかったのです」


こうした方便のうえに成り立っていた社会が、ACを増やした理由では、と説明しています。


当ルームでは、特に40代50代の女性のご相談者さんにACの傾向が多くみられます。



AC(アダルトチルドレン)の人の特徴

AC(アダルトチルドレン)は自分が何のために生きているのか分からなく、毎日がむなしく退屈で、しかも常に緊張しているので疲れやすいのが特徴です。




そうした時に彼らを救うのは、アルコールであり、ドラッグであり、ギャンブルであり、そして何よりも「自分なしでは生きてゆけないような無力な人物」です。


ACはこうした依存的な人の世話をすることに充実感を覚え、生きがいを感じます。


例えば、子どもはあらゆる事で親に育てられてゆくわけですが、親が子離れできずにいつまでも「子供のために」と子どもの面倒をみていると、子供は独立心を築くことができません。こうした親は、子供を支配し続けているのです。


例えば、夫の暴力が原因で離婚した女性が、また暴力を振るう男と再婚してしまう。この女性は無意識のうちに、『自分なしでは生きてゆけない男』を必要としているのです。


こうした女性に献身的に世話をされればされるほど、男は無力化してゆき、自分から自信と能力を奪った女性に対して恨みを持ち始めます。

こうしてお互いに憎しみ合いながらも離れることができなくなってしまいます。



日本人には多い共依存的な生き方

こういった共依存の行動様式は、特に日本人に多くみられるものです。


あまりにも日本の文化の中で当たり前になっていて、共依存的な人ほど他人の世話をする「よい人」として見られがちです。




共依存とは、ひとことで言いあらわすと、「愛情という名を借りて相手を支配すること。」共依存関係にある人たちは、苦しみながらも離れることができません。


AC(アダルトチルドレン)では、共依存関係が現在も続いている場合が多く、これが回復を困難にしています。そこで、ACからの回復には共依存関係にある相手(特に親)との訣別が必要になります。


しかしながら、親との訣別は簡単なことではありません。


そこで、「心のストレッチルーム」では、AC(アダルトチルドレン)癒しの心理療法をおこなうことで、ACの根本的な解決に取り組んでいます。



親との関係で生きづらいあなたへ。まずは、ACチェックを!

あなたの現状を客観的に知るために、AC(アダルトチルドレン)チェックリスト(39項目)をご用意しました。


普段の自分にあてはまる項目を、チェックしてみてくださいね。

何かを変えるきっかけになると思います。




※この記事は無料で公開していますが、いつ非公開またはサロン会員様限定公開にするかわかりませんので、今すぐ最後までご覧ください。



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