サロン開設に際して、特典など!

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サロン開設に際して、特典など!
少し思う所があり、僭越ながら今回サロンを開設する事となりました。
つきましては、まず私が考えるマーダーミステリーについて、そして、サロンの参加特典についてエントリを書きたいと思います!

マーダーミステリーとは?

まず最初に、「マーダーミステリーというコンテンツはどのようなコンテンツなのか?」私が構築に必要であると考える要素を書いていきたいと思います。まずはここからかなと。

あくまで私の考えとなりますので、「これが定義だ!」と言うつもりはありません。

……正直言えば、「早々に定義づけしておけば良かったなぁ~」と思っていた時期もあるのですが、最近は「粛々と私のマーダーミステリーを作っていけばよい」という考えに変わりました。というのも、私が2019年に体験したマーダーミステリー(王府百年)が本当に面白い体験だったからに他なりません。

今となっては、古典的な作品となってしまいましたが、マーダーミステリーのエッセンスが詰まっており、当時多くの方から「メチャクチャ楽しい」という感情を引き出しました。楽しんでいただいた方の中には、日本のエンタテインメントをトップレベルで作ってきた方々が居たり、いまマーダーミステリーを牽引している方々もいて、そんな方々が「王府百年」や「業火館殺人事件」に目を輝かせている様を特等席で観ることができたのです。

王府百年や業火館殺人事件には既に「確固たるコンテンツ力」が宿っていました。故にマーダーミステリーという遊びが広がったのかと思います。最初のコンテンツが面白くなければ、誰も見向きもしないわけですから。

私は、その力をずっと信じて、王府百年の構成要素を分析し、核となる部分をそのままに、より面白くなるよう制作を続けています。少し前までは、クラシカルな作風となっていた拙作や過去作は「古い」という印象を持たれていたと思います。対してトレンドは新進気鋭の作者によるストーリーに重きを置いた作品だったかと思いますが、それは今でも大きくは変わっていないものの、最近は拙作について「コレでいいんだよマーダーミステリーは」という声を頂くことも増えてきました。

変化球を伴う作品は、いわば「刺激物」です。瞬間的に楽しさを感じても、摂取し続けることで疲弊しますし、「旨味」ではなく「刺激物」であるわけですから、適性の無い方は楽しさを感じる事すら難しいでしょう。そもそも「流行るコンテンツ」は前述したように、「最初から既にコンテンツ力が備わっているもの」です。刺激物に頼らずとも、旨味の詰まったものであるはずです。そして、そういうコンテンツには必ず「原点回帰」という名の「揺り戻し」のタイミングが訪れます。自らに適性があるかないか分からない様々な刺激物を、ずっと摂取し続けられる方は限られているのです。

私は揺り戻しを待っているわけではありませんが、プレイヤーの皆さまの胃がいつもたれても良いように、胃に優しい、基本に忠実でちょっとだけ変化を添えたマーダーミステリーを提供し続けたいと考えています。

マーダーミステリーの構成要素

とまあ、前置きが長くなりましたが、そんな私がマーダーミステリーに必要不可欠であると考える要素は次の4つです。

1.ゲーム性
正直、ここがかなり疎かにされている作品が多いと感じています。私は、マーダーミステリーは「プレイヤー対プレイヤーのゲームである」と考えています。
いくつか理由がありますが、細かい話はサロンにて追々お話するとして、これはマーダーミステリーというコンテンツを面白くする根幹の要素です。ストーリーを享受するだけなら、マーダーミステリーである必要はありません。むしろ、当事者性のあるコンテンツで、ただストーリーを享受することに煩わしさを感じる方もいらっしゃると思います。人が能動的に動き、能動的に楽しさを摂取するコンテンツである故、ゲームであることは非常に効率の良さもあり必要不可欠であると考えています。

2.ストーリー性
もちろんストーリー性も大切だと考えます。ストーリーとゲームが融合したことにマーダーミステリーの新規性はあります。
ただ、忘れてはいけないのは、ストーリーは「構成要素のひとつでしかない」ということです。「そのストーリーをいかにゲームに落とし込んで楽しませるか?」がマーダーミステリーです。ここの融合がなければ、小説や映画を受動的に摂取した方が効率が良いと言えますし、そういった「ストーリー1本で勝負するコンテンツ」の方が、正直、洗練された面白さを得られるでしょう。

3.秘匿性と非対称性
ここはゲーム性に関わってくる部分ではありますが、情報と役割の非対称性は重要です。具体的に何を指すかといえば「犯人がプレイヤーの中にいる」ということです。
犯人がプレイヤーの中に居るか否かで進行内容は全く別のものになります。マーダーミステリーは犯人がプレイヤーの中にいて、敵味方が分からないからこそ、秘匿性が生まれ、それによる情報統制を組むことができます。最近では、犯人をNPCに置くあるいは、自死として犯人不在とするシナリオがさも当たり前のよう存在されるとされ、その候補を消すことは「ネタバレ」と言われる方もいらっしゃいますが、犯人をプレイヤー外に置くことには、明確な欠点があるので推奨しませんし、ゲーム性の欄に書いた「プレイヤー対プレイヤーのゲームである」という前提を失くすことになります。

4.推理と整合性
「マーダーミステリー」は推理を中心に据えたコンテンツです。これは「コンテンツイメージがそうである」という多少消極的とも取れる理由が一番大きいのですが、作品のネタバレが出来ないコンテンツである以上、このイメージに沿った作品作りがとても大切になってきます。推理コンテンツとして及第点と取りに行くこと、その結果にインセンティブを設けること、トリックやキャラクター行動に整合性を持たせること……非常に難しい部分ではありますが、これもマーダーミステリーというコンテンツである以上、避けられないものであり、制作するうえで醍醐味であるともいえます。


それぞれの要素は得手不得手があるかと思います。
故に、頑張って盛り込もうとしても上手く行かず、その要素をバッサリ切ってしまう方も少なくないのではないでしょうか?私が危惧しているのは、そうした作品を遊んだプレイヤーが抱く感情です。

「期待していたものと違う」
「イメージしていたコンテンツと違う」

作品の善し悪しではなく、要素の不足でそう思われるのは非常にもったいないです。そういったことをなるべく失くせたら良いなと考え、サロンを作ることにしました。


サロン特典

今回、サロンを開設するにあたり、以下のような特典を用意しました。
また、特典とは別に、会員様向けに月2回のコラム更新と、月に1回のLIVE配信を予定しています。

1.アーリー参加得点
「第一期プラン」といたしまして、参加費用を税込1,100円/月にて提供しております。
(※スマホ経由の決済の場合、料金が異なりますのでご注意ください)
今後募集がある際は、少し値上げとなると思います。早期にご参加いただいた方へのせめてものお礼にこの価格と致しました。

2.大塚トリックスター参加料割引
大塚トリックスターの公演参加費用につきまして、サロンに参加いただいている方は毎回330円(税込)割引させていただきます。
例)3,850円→3,520円
グループで参加される際も、予約時にお知らせいただければ、サロン参加者の方に割引適用可能です。

3.大塚トリックスター(部屋貸し)優待利用
大塚トリックスターの部屋貸しをサロンメンバー限定とします。
マーダーミステリーの公演、テストプレイ、ボードゲームやカードゲームのプレイ、その他秩序良俗に反しない範囲でご利用いただけます。
平日はかなり安く提供できますので、是非ご利用ください。

■土日・祝日
10:00~13:30/14:30~18:00/19:00~23:00
各コマ:税込 16,500円
※連続するコマを利用する場合、入れ替え時間も利用可

■平日
14:00~18:00 税込 5,500円
19:00~23:00 税込 6,600円
※連続するコマを利用する場合、入れ替え時間も利用可

4.マーダーミステリー制作相談
マーダーミステリーの制作相談承ります。基本的には、テストプレイに参加してFBする形です。
有料となってしまいますが、ご予算や内容(その場のFBのみか、制作に入るか、監修をするかなど)に応じて適切にお見積もりいたします。

5.親睦会の開催
会員様限定の懇親会を企画いたします。参加費は別途となります。


そのほかにも、様々な企画を予定しておりますので、ご興味ございましたら、ぜひご参加くださいませ!
よろしくお願いします。

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かわぐちまさしの『マダミ塾』

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