小説は作者の書きたいことを全面に出した方が人気が出る?
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Q.最近のカクヨムやweb出身の小説を読んでて思うのですが、最近そこまで読者ニーズというものを意識しなくてもいいんじゃないかと思っているところがあります。
読者ニーズとの付き合い方で、読者ニーズを満たすことが書籍化への近道と考えていました。ですが、最近のライトノベルはそれよりも作者のやりたいことが前面的に出ているように思えます。
如何にして読者ファーストの視点で、読者を楽しませるか、読者のニーズ、気持ちいいポイントを攻めるべきかと考えていましたが、今はそれよりも作者が書いてて楽しいもの、作者の楽しんで書いてるのがわかる作品に読者がついてくるイメージです。
読者ニーズを疎かにしてはいけませんが、今のカクヨムだと読者ファースト展開よりも作者が勢いに乗れる展開の方がランキングを上がりやすく、書籍化を決めている印象があります。
この辺の作者が勢いに乗れる展開、作品と読者ニーズとのバランス感覚についてお聞きしたいです。(どれくらいの割合で書くといいのか、あるいは多少読者ニーズを無視してでも作者のやりたい展開を押していくべきかなどです)
A.すでに上級者であるのなら読者ニーズのことは気にせず自分のやりたい技をどんどん試してしまってok、もし上級者でないのならやりたい技の前にもう少し環境についての研究をしてもよいかも
作品と読者ニーズとのバランス感覚については、大変難しいですが、フィギュアスケートのようなイメージが、わかりやすい例えになるのではないかと思っております。
「作者のやりたいことを前面的に出すことが大事か」については、「スケートプレイヤーがやりたいスケートの技を積極的に使って良いか」という質問にあたり、これはその通りであると思います。
ジャンプや回転技や、フィギュアスケートには様々な技があるかと思いますが、どれも得点になる技だとは思うので、プレイヤーが得意でやってみたいと思う技を前面的に出していくことはとてもよいことかと思います。
「この特定の技を必ずやらなければ得点が入らない」ということはありませんし、作者が得意な技を繰り出していった方が、勢いもついて得点になりやすいというのにも全面的に同意です。
一方で、「投稿サイトというプラットフォームについてあまり研究せずに、自分のやりたいことを前面的に押し出してればそれだけで受けるのでは?」というのは、少し違うかもしれないと個人的には思います。
これは、「氷の上とかいう特殊なフィールドについてあまり研究しなくても、とりあえず自分のやりたい技を繰り広げてばそれだけで受けるのでは?」という質問に相当すると思うのですが、
氷の上という特殊なフィールド上に、全く研究なしでつっこんで行ったら、技を繰り出すどころか恐らく滑ることすらできません。確実に転倒します。
繰り出す技以前の問題として、氷の上での基本的な滑り方すら知らないのに、『よし自分は回転技で得点を稼ぐぞ』と決めても、回転することはおろか滑れさてしないのだから結果的にうまくいくことは少ないだろうという考え方です。
カクヨムやなろうというプラットフォームは、スケートにとっての氷の上のように、練習や研究なしにはまともに滑れることも難しい空間であるという認識です。
つまり、まず技を繰り出すベースとして最低限のプラットフォームの研究=読者ニーズの研究は必要であるように思います。それは、回転技を出したいならまずはスケートリンクを滑れるようにしよう、というのと同質的です。
そして、ある程度の研究ができている=氷の上で滑れるようになったのであれば、その上で回転技を使ったりジャンプ技を使ったり、技のレパートリーを自分の得意なもので固めていくというのはありだと思います。
読者ニーズを意識しなくても小説を書けるという時点で、「わざわざ滑り方を意識しなくても氷の上を自由に滑れる」くらいの上級者感があるので、もしすでに上級者であるのなら読者ニーズのことは気にせず自分のやりたい技をどんどん試してしまってok、もし上級者でないのならやりたい技の前にもう少し環境についての研究をしてもよいかも、というのが、個人的な考えになります。
2024年11月6日に作成した記事
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