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消毒について、次亜塩素酸ナトリウム編
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次亜塩素酸ナトリウム、名前を聞いたことがない方もいるかもしれませんが、絶対家にあります。
ハイター®を代表する塩素系漂白剤の主成分です。
あとはお子さんがいたら知っていますね、ミルトン®、こちらも次亜塩素酸ナトリウムです。実は全然珍しいものではないんです。
問題は使い方、と何に使うかですよね。
例えば、リネン類。
耐熱性の布であれば８０℃のお湯に１０分つければ同じ効果です。
そうでなければ、次亜塩素酸ナトリウムの出番。
0.02％に5分以上つけます。その後よくすすぎます。
基本的に消毒というのは汚れがすべてとれてからするものですので、
まずは洗濯してから、消毒ですよ。
食器も同じです。
80度のお湯に10分つければOKですが、耐熱性でない場合は、
0.02％次亜塩素酸ナトリウムに５分つけ、よく流します。
哺乳瓶は0.01％次亜塩素酸ナトリウムに1時間
これらは日常的な消毒としてのものですが、新型コロナウィルスにたいしても全く同じです。
基本的に耐熱性の物品に関しては80度以上のお湯で10分という、いわゆる煮沸消毒が推奨されています。
そして、何より皆さんに騙されてほしくないのは
こういうもので空気を消毒はできないということです。
絶対に無理です。
首からかけるタイプや、加湿器に入れるものなど、いろいろ市販されていますが、
全く意味がありません。
例えば皆さんが1辺が１ｍの立方体に閉じこもって、内部のウィルスを消毒しようとすればできるかもしれませんが、あなたも具合が悪くなるか、場合によっては死んでしまいます。
空気が気になるなら換気しかありません。
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