慰霊について思うこと

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慰霊について思うこと

魂が集まる


毎年のことですが、5月3日の慰霊祭の前一か月くらいになると

その年の慰霊のテーマに関連した方が自覚、無自覚にかかわらず

集まってきます。

ことしは戦没者、それも原子爆弾による犠牲者や地上戦がはげしかった沖縄戦のことに

思いを馳せて上がっていただくということになります。

ガマの中であったことについて現地のコーディネータの方に解説いただいたのですが

傷病兵で治る見込みのない人が横たわるスペースがあり、そこに暗闇の中におかれて

絶望のなかで亡くなっていった人が少なくなかったそうです。

お世話をした女学生のひめゆり部隊の少女看護師たちは

疲れ切って洞窟のかげにかくれるようにして立って仮眠をとったそうです。

麻酔のないまま手術が行われましたがそのときにはひめゆりたちは介助をして

最初はふるえながらしていたけれど、そのうち慣れてしまい、無感情のなかで作業をすることを

覚えていったそうです。

ひめゆりたちは、疲労や感染症、爆撃などで多くは命をおとした方が多かったのですが

はっきりした名簿などもなく、どこでどうなったのかわからず、ご遺骨もかえらなかった方もあったようです。

私たち人間は、いつの時代も戦争をおこしてしまいます。

たくさんの悲劇をうむと、わかっていながらも。

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