危機管理対策をするチャンスを与えられた

テキスト

危機管理対策をするチャンスを与えられた

(すべて無料で読めます)


開業時からの悩みだった。「ワンオペ」。

15年ずっと、

うさぎホテルの運営すべて、うさぎのお世話から、受注、連絡、広報、会計、自分ひとりで全てやってきた。

それは無理だとわかっていた。だれか、お手伝いをしてくれる人がほしかった。

しかし、そういうひとを探したり、仕事を教えたりする時間もなく、さらに、お給料を支払える余裕もなかったので、ついつい、ひとりで耐えてきてしまった。



お手伝いを申し出てくださるかたはありがたいことに時々いて、お願いしたことはあったのだが、やはり、継続的にお給料が払えない、また、仕事の場所が自宅の一室を使用しているため、公私の区切りもつけにくく、どうしても通ってもらうことに抵抗ができてしまって、うまくいかなかった。



「雇用」でなく、仲間(同志)を作って分業することも考えた。うちからのれん分け(技術や経験を譲り、別室を立ててもらって、予約の多いとき、分業してもらう)いいアイデアだと思ったが、該当者名乗りがなかった。



とにかくとにかく、忙しかった。ありがたいことに、依頼が途切れなかった。うれしい反面、いきものをお預かりするということは、それ相当の責任が伴う。喜んでばかりはいられない。うちは、品質保証がモットーなので、ご依頼ひとつひとつ、丁寧に、やりすぎるくらい手を尽くしている。…ゆえに、私はクタクタだった…。



15年も、毎日毎日、不安定な経済状況のまま、時間も不規則なまま、よく生きてきたと思う。さすがに、健康的な毎日は送れていない。食事も睡眠も時間がめちゃくちゃ、休みもない、運転する日もあれば家にいる日もある。夜中に起きてお世話する子もいる。菓子パンやおにぎりを食べながら運転したり、お菓子で済ませたり。ひどすぎる日常。健康なわけがない。ウォーキングの記録は、半年前の日付だった。



眠れないので、疲れが取れない。体がこわばって、固まって、ストレートネックと丸まった肩が、痛い。




「うさこんちさんじゃないと」と言ってくださるお客様(うさオーナー様)。



貧血で倒れる前日、SNSで「うさぎは(繊細なので)獣医さんも診るのを避けたがる」という一文を見かけた。



確かに・・・、私が、お預かりのうさぎさんで、体調が思わしくない子を何日も寝ずに看病していたとき、もうフラフラの、自分のこの状態では、よいお世話ができない、どうか1日でも、うさぎさんを入院させてほしい…、と、お願いに行ったことがあるが、見事に断られたことがある。

それは仕方ない、私のわがままだったのだから。しかし、そのころから私はワンオペの「限界」や「壁」「絶望」を、少しづつ感じていた。



もう、誰も、どこも頼れない。体調の悪い、弱っているうさぎさんを、こんな私が預かって、もし、なにかあったら・・・、と考えだしたら、吐き気がしてきて、目が回り、汗がどっと噴き出して、気が遠くなった。



このまま気が遠くなってしまったら、今お預かりしている子が大変なことになる。自分は死んでも、それだけは避けたい。玄関に倒れこみ、必死に119と打った。


***


そうして救急車で運ばれ、8日間、入院することになってしまいました。おかげさまで至れり尽くせりの入院生活で、15年分の休養を取ることができ、幸いにも生きて帰ってこれたので、今回のことを教訓に、危機管理チームを結成することができました。もう、あの日のような不安にさいなまれることはないでしょう。



オンラインサロン情報

7日間無料

みんなのうさこんち

みんなのうさこんち

1,320円/1ヶ月ごと
サロンページを見る

サロン紹介

うさホテルを営むなかで知ったうさぎの健康や介護のことを記録しています。実際にうさこ母が体験したリアルな情報を、日々のお世話に役立てて、良きうさライフを!
運営ツール
DMMオンラインサロン専用コミュニティ

あなたにおすすめの他サロン

おすすめサロンをすべて見る
ページトップに戻る