続編)危機管理対策をするチャンスを与えられた②

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続編)危機管理対策をするチャンスを与えられた②

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ずっとずっと悩んでいた、「お手伝い」問題について、今回の私の入院がきっかけになり、動けたというお話です。


うさこんちの作業を、お手伝いしてもらいたい。しかし、場所が狭い、公共交通機関が不便、さらに、余裕がなくて賃金が支払えない。等々、いろいろとだめだめな理由が重なって、なかなか誰にもお願いできないでいた。「お金なんかいらないよー」と言ってくれる人もいたが、私は自分が会社員時代、営業職だったので、どうしても、相手に益のある取引をしてあげたいと思ってしまう。「かわいいうさぎさんに会えるからー」「うさこんちさんが喜んでくれれば」とも言ってもらえたが、やっぱり、ずっとその言葉に甘えるのはよくないと、思っている。


私一人で抱えるものは大きすぎた。自分が体調を崩したら、大切なうさぎさんのお世話ができない。ちょっと休みたいから代わって、と、頼める人がいなかった。いままで大病はしたことなかったが、たとえ熱があっても体が動かなくても、大切なお預かりさんのお世話は、休みなく、してきたから、大丈夫と思っていた。


自分に意識があるうちはいいが、万が一、今回のように、意識が飛んでしまって、何日も気づかなかったらどうしよう。うさぎは、ちょっとの時間でも、体調が悪化することがある。私は一人暮らしなので、そういう恐れは、ありうる。いちおう、それを危惧して、セコムの非常ボタンは備えてあるが、今回それは寝室にあり、押せなかった。セコムの人にもそのへんの事情は説明してあり、うさぎのホテルをやっているので、私に何かあったときはうさぎがいるので…と伝えてはあるのだが、当然、セコムにうさぎのお世話は頼めない。結局、家族に連絡がいく。



睡眠不足の日が続き、朝起きてきても立っていることができない日が何日か続いて、あきらかにおかしいと思った。ダイニングにつかまりながら、これでは仕事ができないと思ったが、どうすることもできない。前日の夜には吐いて、出すものがなくて苦しんで、汗びっしょりになって薄れゆく意識の中で、とても不安だった。どうすることもできない。体調を戻すすべもない。頼めるひともいない。預かっているうさぎにもしものことがあったらどうしよう。そんな不安が増幅して、また意識を失った。


「大丈夫ですよー。こっちで支えますから、体をあずけてください」救急隊員のひとの声だった。預ける。ゆだねていい。何年ぶりに聞いた言葉だ。その瞬間、ふぅっと力が抜けた。何人かの救急隊員の方々が、私をストレッチャーに乗せ(乗せます、すこしずらしますなど声がきこえた)、救急車に格納した。救急隊員のかたが、娘に連絡してくれた。



私はすぐ帰るつもりだった。もちろん、どうしようもない状態だったので救急車を呼んだのだから、すぐ帰してはくれないだろうという憶測は立ったが、自分はペットホテルをひとりでやっていて、預かりうさぎがいる。あの子たちを置いたままにできない。点滴をして(点滴をすれば元気になると勝手に思っていた)、おちついたら帰してください!!と、処置室でずっと叫んでいた。「うさぎがしんじゃう!!うさぎがしんじゃう!!」と、私は叫び続けていた。


「死んだら仕事もできないですよ!!」そのとき関わってくれた、伊藤先生の罵声が飛んだ。「あなたが死んだら、うさぎのお世話もできないですよ!!」


私ははっ!として、涙がこぼれた。



そんな怒涛の処置室に、許可を得て仕事を抜けてきてくれた娘が到着し、治療の同意書の記入など、手続きをしてくれた。さらに、私の仕事(うさこんち)のこともざっとメモをして、代わってくれた。今、お預かり中の子のこと。直近のチェックイン、アウトの対応。娘はふだん、まったく別の仕事をしており、住まいも別だ。わたしの仕事の内容は全く知らない。娘は自分の勤務先に在宅勤務の手続きをしてくれて、その場での聞き取りだけで、約1週間、私の代わりを完璧にやりとげてくれた。



そんな経緯で、いまのままではいけないと思った。そして退院してすぐ、サロンの会員さんのなかで、


・受注お客様データの共有

・うさこ母の生存確認

・お手伝いぴょんぴょん隊の結成


を、対策した。



ずっとずっと、15年も、気に病んでは、できなかったこと。できる範囲でちいさいままで(ひとりで)やっていこうというのには、無理があった。「人という字は支えあって…」という名文をしみじみ思い出した。救急車、入院ということがあってこそ、15年も放置した問題をワンステップ踏み縮めることができた。


(うさこ母)


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