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的中率と回収率の考え方（複利によるシミュレーション）

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的中率と回収率の考え方（複利によるシミュレーション）
前回少し触れた複利について。
今回はサロン開設前の2020年9月に公開した複利についての記事を再掲します。

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目次
1, 年間回収率130%と110%ではどちらが優秀？
2, 複利による馬券投資とシミュレーション
（均等買いと複利買い）
3, 的中率と機会損失
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うまこ「馬券の買い方がわからないよー」


競馬において予想法と同じく重要なのが「馬券の買い方」です。

たとえ素晴らしい予想法をもっていたとしても、買い方が下手であれば馬券収支は+になりません。
そこで、今回は馬券の買い方の基礎知識として「回収率と的中率」についてお話していきます。

1, 年間回収率130%と110%ではどちらが優秀？


多くの方が競馬予想で気にされているのは「回収率」。

では、以下の２つの予想法があったとき、どちらが優秀でしょうか？

① 的中率5%、回収率130%
② 的中率33%、回収率110%

①は的中率こそ低いものの、130%と高回収率。穴馬に絞って効率的に稼いでいると考えられます。

一方、②は回収率では見劣るものの、的中率は33%と安定しています。

指数や競馬ＡＩの作成経験のある方ならお分かりかと思いますが、一般的に回収率と的中率はトレードオフの関係にあります。

すなわち、①の予想家のように高回収率をたたき出すためには的中率を下げて予想を組み立てるのが一般的です。(理由は後述します。)

さて、本題に戻ります。
予想①と②であればどちらを目指すべきでしょうか？

これは何を重視するのかにより答えは変わりますが、一般的に多くの競馬ファンが求めることは「資金を増やすこと」でしょう。

であれば、選ぶべき予想は②の「回収率110％」です。

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