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ビタミンCの有効性②

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ビタミンCの有効性②
今回からみなさまお待ちかね美容情報に限って特集を組んでいきます!!

皮膚科の最新治験を元に正しい知識をみなさまにお届けします。

前回同様、紫外線対策にはもちろん日焼け止めが必須ですが、ビタミンCについての理解をみなさまに深めてもらえたら嬉しいです。

ビタミンCの役割


まず、ビタミンC(アスコルビン酸)
は生体内で鉄分の吸収副腎皮質ホルモンの生合成などに関わります。
つまり、体の中で非常に重要な役割をしており、欠かすことのできない成分なのです。

また体内では合成できないため、その摂取量が極度に少ないと、血管壁を構成するコラーゲン産生が低下し、
その結果血管壁がもろくなった毛細血管から出血が起こる壊血病に至ることもある。

美容皮膚に関わる効果


美容に関係するものとしてはまず皮膚の膠原線維を構成するコラーゲンの産生維持に関わっており、
1日に1,000mg以上のビタミンCの摂取により、皮膚の弾力性は3倍に、皮下結合組織の弾力性が6倍になったとの報告があります。

また、ビタミンCの抗酸化作用は、ビタミンE、尿酸、ビリルビンよりも強く、
⭕️活性酸素により酸化されたビタミンEを還元するため、ビタミンEとの同時に摂取により相乗効果が期待できる。


さらに、
⭕️ビタミンC内服により肝斑に対する色素沈着の予防改善に役立つ
⭕️メラニン生成酵素(チロジナーゼ)抑制作用を持つ
⭕️コラーゲン産生を介して小じわに効果が見られる

内服のみで色素沈着に対する効果はほとんど認められてませんが、外用(ローションの塗布やイオン導入)により一定の効果が見られることがああります。

つまり、内服だけなく、必ず外用のビタミンCローションを使用する必要があるということです。



外用剤としてのビタミンCは不安定であるため、リン酸エステル(アスコルビン酸燐酸ナトリウムまたはカリウム)、糖エステル、脂肪酸エステルなど多くのビタミンC誘導体として化粧品原料となっています。

チロシナーゼ活性阻害によるメラニン合成抑制能の他、活性酸素の捕捉・除去
またそれによる細胞膜脂肪酸の過酸化防止、など紫外線暴露に対する有効性が報告されています。

線維芽細胞におけるコラーゲンの合成促進なども報告されている。

これだけ有効な報告がありながらも副作用もなく低価格で使える抜群の物質がビタミンCです。

ぜひ、ビタミンCの内服と外用を併用しながら夏の紫外線を乗り切ってください!!!

内服はMSSの C1000+B
外用 C3ローション
これにビタミンE、トラネキサム酸を内服すれば完璧です!!
全てオンラインで処方できるのでお問合せくださいませ。

それでは良い週末を!!

Dr.JUNより


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