【参加者の声】愛犬と登山 アサイさん (下)  #15

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【参加者の声】愛犬と登山 アサイさん (下)  #15

ワンちゃんと登山の失敗談




一回だけ失敗したのが、篠井富屋連峰の「女抱山・男抱山」です。「宇都宮の富士山」って言われているらしいです。標高だけだと、「このくらいなら2時間くらいかな」と思っていて。下見をしないで行ったら山頂が岩だらけだったんです。なんとか登ったんですが、その時に一番役に立ったのがワンちゃん用のリュックですね。念のため常に持ち運びしていたんですが、一度も使ったことがなかったんです。でも「この岩は降りられない!」と思って、初めて使いました。やはり、登山前の下見は必要だなと痛感しました(笑)。


登山時のマナー



補給食とか、容器がかさばってしまって残ってしまうので、先にジップロックに入れて行くようにしています。食べかす一つでも自然界の中に落ちたら生態系へのダメージになるので。あと、当たり前ですが、ゴミは山に残さないようにゴミ袋にすぐに入れられるようにしています。山を「登らせていただいている」側ですので。最低限のマナーを守る必要があります。もしも、手が汚れて嫌だったら、ビニールの手袋や袋を持っていくとかでも違うと思います。ちょっとした心掛けが大事ですね。モコの場合、興奮すると排泄が多くなるので、おむつをさせて登山しています。最初のうちは山で排泄をさせて、持ち帰っていたんですが、他の人からしたら、人間のエゴで自然を壊してしているとも捉えられるので。

これは、マナーではありませんが、登山時や普段の散歩時に、残念ながら排泄物が放置されているのを見ることがあり、自分もワンちゃんの飼い主として、嫌だなと思い、それらを全部拾って帰るようにしています。やっぱり、見て気持ちの良いものではないので。

また、「クリーンランニング」っていうんですが、ランニングしながら走った場所の清掃もしています。ワンちゃんとの登山をする方が、今後、増えていった時に、「排泄物が落ちてるよね」と他の人に思われてしまうと、皆さんから批判が出てしまうかもしれません。そうなると、立ち入り禁止などの制限が入ってしまう可能性もあるので。


登山におすすめのアイテム


「山は特別だよ」と、モコのやる気があがるように、補給食みたいな感じで、梨とかの果物をあげています。自然の甘味料なので体に悪いものではないので。過剰に普段からあげると良くないと思いますが。


登山を通してワンちゃんが成長




私が所属する日本ランニングファシリテーター協会(一般社団法人)では「走る事を通して希望溢れる未来を創る」を理念に掲げています。毎年、春と秋に「京都わくわくランニングフェスタ」を開催しています。早く走る「競走」ではなく、共に走る「共走」を目指しています。小さいお子さんも参加されるんですが、一緒に並走し、声を掛ける中で3歳くらいの子でも1.5km走るんです。最初は「嫌と嫌」と言いながらも、こちらの心が伝わるんです。普段コミュニケーションが取れていれば。

人もワンちゃんも同じだと思うんです。子どものワンちゃんでも幼稚園児くらいの知能はありますよね。モコは最初は怖がりだったんですが、段差とかで進むのに躊躇していても、あえて手を出さずに見守り、考えさせるようにしていました。そして、登れたら思いっきりほめてあげると次はこれまでできなかった場所に行けたりするんです。どうしても困った時は、そういう表情をするので助けてあげますが。そうやって少しずつ挑戦させる中で、怖がりでなくなっていったんです。人と同様にワンちゃんは山で飼い主さんも驚くくらい、変わっていくと思いますね。

「Have Fun!」が開催するイベントのようなものに何回か参加していくと、ワンちゃんの成長過程が見えてくると思います。



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犬山歩 〜愛犬と登山〜

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