【KM107】ドル円153円、156円割れで流れは変わったのか

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【KM107】ドル円153円、156円割れで流れは変わったのか
ドル円の景色が、わずか6週間で大きく変わりました。7月末に1ドル=164円近辺まで上昇したドル円は、足元で153円台まで下落。値幅は約11円、下落率は約6.7%です。最初のきっかけは、7月31日に実施された日米の円買い介入でした。ただ、現在の円高は介入だけでは説明できません。市場では、日銀が9月会合で政策金利を0.25%引き上げ、1.25%にするとの見方が広がっています。米側からも、日本の金融政策を正常化するよう促す発言が出ています。一方、FRBの政策は今後の物価指標次第で、日米の金利差がどこまで縮むかはまだ決まっていません。日本の金利上昇を受け、海外へ出ていた資金が国内へ戻るとの期待も円を支えています。

チャートでも重要な変化が起きました。ドル円は、今年の日足上昇を支えていた155円付近を明確に下抜けています。次の焦点は、心理的な節目である150円です。ただし、原油高や日米の金利差など、長期的な円安要因が消えたわけではありません。これは円高トレンドの始まりなのか。それとも、行き過ぎた円安の調整なのか。日銀会合、投機筋の円売り、米国の金融政策という3つの材料から整理します。

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