「ヴィジュアル系かく語りき」
伝説のヴィジュアル系バンド「MALICE MIZER」創始者のMana様が、同じ時代を
駆け抜けてきたバンドマンや関係者をお招きする対談企画。今回は、“地球の平和を守る為、遥か遠い宇宙からやって来た5人の戦士達”UCHUSENTAI:NOIZのボーカリスト、ANGEL-TAKAさんの登場。7月1日にはUCHUSENTAI:NOIZ × Moi-même-Moitiéのコラボライブが開催決定というご縁もあり今回初対談が実現しました。 戦士と魔王の異色対談は果たして!?
(文・構成/本田水奈子)
――今日は、完全なる初対面とお聞きしましたが?
ANGEL-TAKA:ですね、今日初めてお会いしました。Mana様が実在する方だとは思っていなかったというか。もしかしてCGだったらどうしよう? くらいミステリアスな方だと思っていましたので、今日は実物のMana様にお会いできて光栄です!
Mana:私の方も、以前からUCHUSENTAI:NOIZのことは認識していて「すごい派手なバンドがいるな!」と思っていました。
ANGEL-TAKA:ありがとうございます! 知っていただいていたとは感激です。
Mana:対談するにあたって、YouTubeでMVを見させてもらったんだけど、けっこう曲のバリエーションというか幅が広いな、と感じましたね。
ANGEL-TAKA:ありがとうございます。うちは作曲陣が5人中3人いるんです。だから、3人それぞれの色が出ていますね。新しく入った2人はメタル色が強いですし、メンバーそれぞれが好きなジャンルで曲を作っているという感じです。よく言えば、様々なジャンルを取り込んだミクスチャーの雰囲気を持ったバンドでもあるし、悪く言えばバラバラ。ナンでもアリ!というバンドですね。
Mana:宇宙戦隊っていう言葉がバンド名についているから戦隊モノが好きなのかな?
ANGEL-TAKA:はい。子供のころの憧れだったのがヒーローとSF映画とロックスターだったんです。それをすべて融合させたらこのスタイルになったという感じですね。
Mana:なるほど。私も子供のころは『秘密戦隊ゴレンジャー』がすごく好きでした。
ANGEL-TAKA:僕もゴレンジャーは大好きでした!
Mana:よくよく遡ってゴレンジャーの何が好きだったかなと考えてみたんだけど、アオレンジャーがとにかく好きだったんですよ。なので、結局当時から青につながってたんだなと気づきました。
ANGEL-TAKA:そうなんですか!
Mana:私の青推しのルーツがゴレンジャーにあったとは……。
ANGEL-TAKA:(笑)今日は、Mana様の青に合わせまして、朝ネイルの色を青に変えてきました!
Mana:(微笑)ありがとうございます。
↑この日のために青いネイルで挑んで下さったANGEL-TAKA様
――Mana様がアオレンジャーに惹かれたのは、色が理由なんですか? それともアオレンジャーの人となりというかキャラクターが魅力だったんでしょうか?
Mana:うーん、なんでアオレンジャーが好きだったのかなぁ? アカが主人公だからね。
ANGEL-TAKA:そうですよね。
Mana:アオレンジャーの設定まではあんまりよく覚えていないけど、アカレンジャーがいわゆるリーダーっぽい存在だったのに対して、アオレンジャーってたしかクールで影のあるキャラクターだったと思うんだよね。
ANGEL-TAKA:ミステリアスだったのかもしれないですね。
Mana:記憶が定かじゃないけど、ギター持ってたような気もするし。
ANGEL-TAKA:子供のころからそういう部分に惹かれたのかもしれないですね。
Mana:戦隊モノだと一番好きなキャラはどれなの?
ANGEL-TAKA:僕のイメージカラーはピンクなんですけど、でもやっぱりアカレンジャーが好きです。
Mana:メインどころに惹かれるタイプ?
ANGEL-TAKA:かもしれないですね。なんでもそうです。レッドとか、真ん中が好きなんです。野球でいえば、ピッチャーが好きという感じですね。
Mana:私は、キカイダーも好きなんですよ。
ANGEL-TAKA:やっぱり影があるキャラがお好きなんですね。
Mana:脳みその半分、回路が見えてるんだけど、そういうヴィジュアルもすごく好きなんですよね。
ANGEL-TAKA:ミステリアスですね。
Mana:キカイダーの01より初期の方がカッコイイんですよ。
ANGEL-TAKA:ちょっとグロめの方が少年たちのハートをつかむ時代でしたよね。仮面ライダーも最初、手術台にはりつけにされていたりして、改造手術をされてヒーローになる、みたいな。
Mana:確かに。
ANGEL-TAKA:今のヒーローものにはないダークさが魅力でしたよね。
Mana:そうね。仮面ライダーだとアマゾンが好き。
ANGEL-TAKA:え、意外なところにいきますね!
Mana:アマゾンの超合金も持っていました。
ANGEL-TAKA:僕、Xが好きでした。
Mana:Xって、口の所にガシャン!ってなるやつだっけ?
ANGEL-TAKA:「セッタープ!」っていうやつです(笑)
Mana:ああ、アレね。最近はウルトラマンが流行ってるでしょ?
ANGEL-TAKA:そうですね。シン・ウルトラマンやってますね。僕、ウルトラマンはザ・ウルトラマンが好きでした。
Mana:ザ・ウルトラマン? それ知らない。
ANGEL-TAKA:アニメなんです。額に☆のマークがついてるちょっとキラキラしたウルトラマンで、ザ・ウルトラマンソーセージっていうのもありました(笑) ちょっとポップなウルトラマンなんですけど、僕それに惹かれてましたね。そういえば、Mana様はたしかゲームがお好きなんですよね?
Mana:ええ。レトロゲームマニアです。ファミコン以前からゲーム人生でしたね。
ANGEL-TAKA:シューティング系ですか?
Mana:あらゆるジャンルをやっていました。田舎だったのでそんなにたくさんゲームセンターがあるわけじゃなかったですけど。その代わり、駄菓子屋に50円でゲームができる筐体があったんです。それを目当てに自転車で駄菓子屋を何軒も回って『トップガン』『パックマン』だったり『ゼビウス』だったり『スクランブル』だったりいろんなジャンルのゲームを片っ端からやってたんですよ。ゲームはやってた?
ANGEL-TAKA:『ブロック崩し』とかはやっていた記憶があります。
Mana:なるほど。宇宙系は子供のころから詳しかったの? 実は私、けっこうブラックホールが好きで、BSでブラックホールの謎についてのドキュメンタリー番組を見たりしてるんですよ。
ANGEL-TAKA:宇宙については僕の場合、宇宙を舞台にした『スターウォーズ』なんかのSF映画が好きっていうのと、雑誌の『ムー』を見ながら、宇宙ってどんな世界なんだろうって想像したりっていう…子供のころはそんな感じでしたね。
Mana:あ、でもそれちょっと私も近いかもしれない。たぶん世代が割と近いというのもあるかもしれないけど、私も『ムー』読者だったので。で、その当時から生きているうちに絶対に宇宙人はいるのか? UFOは存在するのか? っていうのを肉眼で確認したいと思ってた。
ANGEL-TAKA:あれ? ちょっと今日、Mana様の長年の夢が叶ったかもしれません。宇宙人、ココにいるので!(笑)
Mana:あー、なるほど(微笑)地球を侵略する宇宙人じゃなくて、良いモンの宇宙人なんだよね?
ANGEL-TAKA:そうですそうです!地球を守る側の宇宙人ですね。ここ数年では音楽を通して地球を守るためにボランティアもやってるんですよ。
Mana:へぇ。
ANGEL-TAKA:ラジオ番組で知り合った方が歯医者さんで、フィリピンの子供たちの虫歯を直すボランティアをしているということで、それがきっかけで僕もそのボランティアに支援しようと思いまして、バンドの活動費の何%かをフィリピンの孤児院に寄付したり。歯ブラシを届けるという活動をしたり。地球の平和を、地道に守る活動はしていますね。
Mana:地球の平和かぁ……考えたことないかも。
ANGEL-TAKA:(笑)
Mana:どっちかというと地球に邪悪の種をまき散らして闇の世界にしようとしているかもしれない。
ANGEL-TAKA:真逆ですね!?
Mana:相反する存在かも。
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後半のトピックは…
■ふたりの意外な接点が判明!
■Mana様御用達、〇〇アプリ
■UCHUSENTAI:NOIZ × Moi-même-Moitiéの異色コラボ裏話
<Mana様プロデュースアパレルブランドMoi-même-Moitiéとの衣装コラボワンマン LIVE決定>
7/1 Moi-même-Moitié ✖︎ UCHUSENTAI:NOIZ Collaboration ONEMAN LIVE十Gothicの館十
池袋EDGE OPEN 18:30 / START 19:00
※7/1当日Moi-même-Moitiéのお洋服、アクセサリーを身につけてご来場の方には
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