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Moi-même-Moitiéスペシャル対談 Mana様x三原ミツカズ

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Moi-même-Moitiéスペシャル対談 Mana様x三原ミツカズ

MALICE MIZER / Moi dix MoisのギタリストManaにより1999年に設立されたブランドMoi-même-Moitiéの20周年を記念して開設するオンラインサロンのスペシャルコンテンツ『Mama様×著名ゲストによる緊急対談』。今回は、Manaが“ミツコツ先生”と呼びTwitterでもやりとりをしている漫画家の三原ミツカズ氏。『DOLL』『死化粧師』をはじめ、ゴスロリテイストの美しい画風の作品でManaの心を鷲掴みにし続ける三原氏とManaの、フランクな対談をお楽しみください。
(文・構成/本田水奈子)



三原:対談の前にお渡ししたいものがありましてですね……
Mana:なんでしょう?
三原:昔、ゴスロリバイブル(『ゴシック&ロリータ・バイブル』)のラスト号、50号でMana様を描いたんですよ。
Mana:はい、額に入っている絵ですよね。
三原:そうです。あれを今回特別バージョンとして着色し直して持ってきたので、どうぞ。
Mana:え、いただけるんですか!?
三原:はい。ぜひお部屋に飾っていただければ。
Mana:かなりレアですね!
三原:レアと言えば、今日のMana様もレアな装いですね。
Mana:あ、そうですか?
三原:ものすごいラフでもなく、E.G.Lでもなく。
Mana:ああ、そうかもしれないですね。
三原:毎度毎度、見るたびに違うニュアンスで目を楽しませてもらっています。
Mana:ありがとうございます。



――では、まずは、お二人の出会いのキッカケについてお聞かせいただけますか?

Mana:初めて会ったのは確かバイブル……
三原:えっとね、『KERA/ケラ!』なんです。
Mana:そうでしたか。たしか対談でしたよね。
三原:はい。
Mana:ミツコツ先生の作品に初めて出会ったのは、実はファンの方から貰った漫画が最初でした。
三原:そうだったんですか!
Mana:「Mana様が好きそうな作品だと思います。Mana様っぽい雰囲気があるから見てほしい」という感じで貰って。読んだらすごく面白くて先生の描くヴィジュアルが私の理想とするゴシック・ロリータ像だと感じたのですごくハマって。
三原:ありがとうございます。
Mana:そういう流れもあってたぶん、対談で初めてお会いしたときも初対面という感じはしなかったような気がします。
三原:その『KERA/ケラ!』の対談の時なんですけど、Mana様からすごく良い香りがしたんです。
Mana:マジですか。
三原:マジです(笑) エレガント・ゴシック・ロリータの姿をしていらっしゃったんですけど、あまりにも良い香りがするので私ものすごく挙動不審になってしまって。
Mana:そうでしたか。
三原:で「なんの香水を使っていらっしゃるんですか?」とか聞いたんですけど、Mana様が「腐腐…闇夜に変わる間際の夕霧の薫りです」みたいなことを流れるようによどみなくおっしゃったんです。これはただ物ではない! かなわないなと思いました。それが第一印象というか、第一インパクトです。
Mana:ああ~そんなこと言ってたかもしれないですね(微笑)
三原:その第一印象は今も変わらないです。時を経ても、変わらないですね。
Mana:いつも同じような佇まいですからね。
三原:内面から出てきてるものでしょうね。
Mana:好きなことしかやらないというか、やりたくないので変わりようがないんですよ。
三原:Mana様は、いつから変わられていないんですか?
Mana:けっこう変動すごいですよ。
三原:そうなんですか。
Mana:ゴシックに落ち着くまでが山あり谷ありなんで、実は。
三原:自分の本流を探していた感じでしょうか?
Mana:そうですね。まず最初はジャニーズから。
三原:ジャ、ジャニーズ!?
Mana:ええ。バク転の練習をしたりした中学時代……。
三原:なんと!
Mana:そのあとに、メタルに出会って。
三原:だんだん本流に近づいてきましたね。
Mana:こんな激しい音楽があるのか、と思ったところにパンクと出会って。初期衝動の見せ方とかファッションとかすごいなってところで、メタルよりパンクだ! て影響を受けて。で、そのあとに子供の頃から好きだったオカルトものの影響でスラッシュ・メタルの血濡られた暗黒のものに吸い寄せられて、という大筋です。そういう意味では十代は変動していました。
三原:私は小学校の頃ってゴスって言葉すら知らなかったのでオカルトに行っちゃったんですよ。
Mana:たぶん当時は、ゴスって言葉自体まだ生まれてなかったと思います。
三原:そうですよね。私、小学生時代にゴス友達がいて。その子の方が私よりもうちょっとゴス魂を持っていたんです。お互い小学生だったので、できることといえば絵を描くとか。で、二人で漫画描いてたんですよ。タイトルが【丑三つ時に門が開く】っていうホラー漫画でした。今でいうと洋風ゴシックホラーというテイストだったんですけど、洋風なのになんで丑三つ時なんだっていう(笑) そういうところが甘いんですよ小学生だから。
Mana:オカルトを好きになる原点ってなんだったんですか?
三原:私の場合はやっぱり漫画でしたね。楳図かずお先生とか、日野日出志先生とかあのあたりの怖い漫画。映画はまだ小学生の私には早かったので。
Mana:私は映画もそうですけど、あの当時ちょっと分厚い小学生向けの、ナントカ妖怪入門とか。
三原:ケイブンシャの大百科シリーズ! 小さめの本ですよね。
Mana:そういうのを読み漁ってました。四次元の秘密とか、バミューダの謎とか、そういうテーマに惹かれてずっと読んでる子どもでしたね。
三原:UFO系とか。
Mana:そうです。で、テレビ番組で『あなたの知らない世界』というのをやってて。
三原:私も見てました。
Mana:あれがすごい好きで、とにかくオカルト系にハマってましたね、小学生の頃は。
三原:新倉イワオさん。今の子は知らないでしょうが、本当に怖かったですよね。
Mana:かなり怖かったです! 私は霊が見えるとかっていうのはないんですけど、中学1年生くらいの時だったかな、こっくりさんが流行っていたんです。ある日、その時の私はこっくりさんをやっている子たちを見ている側だったんですけど一度騒動になったことがありました。こっくりさんが帰ってくれないっていう。みんな恐怖に怯えて、このままだとマズイからって教会へ。
三原:お寺ではなく教会?
Mana:そうなんですよ。まず友達の家に集まって会議を開いたんです。このままではヤバイからどうする? っていう会議。で、教会に行ったら良いんじゃないかっていう話にまとまって、で教会に行って神父さんに事情を話したらこっくりさんの呪いを解いてくれました。
三原:わ、すごい(笑)
Mana:今考えるとなんて子どもなんだって思うけど(微笑)その時は真剣に怖くてみんな怯えてましたね。
三原:私は怖い体験はぜんぜんないんですよ。
Mana:そうなんですか。霊とか見えないタイプですか?
三原:まったく見えないです。
Mana:同じですね。
三原:できれば出会ってみたいんですけどね。ゴスたるもの墓場で霊が見えたら最高じゃないですか。
Mana:私も見えたらいいなと。
三原:墓場には行くんですよ。写真撮りまくるんですよ。でも健康的なお墓の写真しか撮れないんです。
Mana:見えないからこそ幽霊への探求心が芽生えるっていうのはあるかもしれないですよね。本当に存在するんだろうかっていう。




この後も、お互いの共通項が続々と発掘される深堀りトークが続行…後半のトピックは
■Mana様の中のアニマとアニムス
■“Mana様”って誰? 私はどこ?
■ミツコツ先生、写経にハマる
■Mana様を漫画化!?
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