磨けば光る原石 ~幹部としてのあり方~

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磨けば光る原石 ~幹部としてのあり方~

「磨けば光る原石」というとまさにそれにふさわしいダイヤモンド。


ダイヤは鉱物の中で最も硬く、取り扱う工具さえも曲げてしまいます。
爪留めするための金属さえも変形させる力があるといいます。
ダイヤモンドの鉱山は、場所にもよりますが、昨今採取できなくなり閉山する山もあるようです。
理由の一つとしてダイヤモンドを狙った治安や、採掘者の安全保障もできないそうです。


そんな誰をも魅了するダイヤモンドを熟知した面白いジュエリーブランドがあります。
本来のダイヤに磨きをかけず、最良の形をした天然そのままのダイヤを指輪にしているブランドです。
世の中に流通しているダイヤは加工してあるものがほとんどですが、原石から研磨すると、平均的に40%まで小さくなるそう。
原石をそのままジュエリーにした宝石は輝きも何もありません。
その指輪は周りのプラチナや、加工されたダイヤに囲まれて、原石は活かされ、一つの作品になっているのです。


宝石の中でも、王者として君臨するダイヤはトップとしての影も形もない。
(宝石投資家などはダイヤは王者ではないといわれているそう・・・)

私はこのジュエリーブランドの方から話を聴いたときに感じました。


少しでも誰かの上の立場にいる方。後輩のいる方


トップに立つあなた方は、お客様やサロンワークをともにするスタッフのおかげで光っていられることを忘れてはならないと思います。
つい自己評価しがちな幹部ですが、本来、自分(トップ)はいつでも光り輝く事を知っているはずです。
そのような力があるからこそ誰かの上に立っているのだと思います。


しかし、自ら光らなくても周りが光り、光らせてくれるという影の立役者であることも大事なのです。
輝きのないダイヤの原石と同じように、周囲を活かすことで各々が輝き始めるのです。

プラチナのように、周りの環境を磨き、輝かせることにより、環境が整うこともあります。
スタッフに力を注ぎ、環境を整えることによりサロンワークが整い、自分(トップ)が活かされるのです。


評価は周りがするものであり、直属の上司はきっとしっかり見ています。
能ある鷹は爪を隠すといった、出来る人間ほど周りを光らせる力を持っていると思います。

自分が光る事を自ら伝えるのではなく、周りから支持されるようになることが理想的です。
プラチナ(周囲)が自然と原石を光らせてくれるので、特に経営者はそのことを理解しなければなりません。

時に、中心に輝く加工ダイヤモンドではなく、ダイヤモンドの原石のようにもう一つのあり方を試すのもいいのではないかと考えます。
ぜひ幹部、役員、経営者の方は磨けば光る原石のダイヤのように、周りを活かす方法を見つけ出してみてはいかがでしょうか?

ティーチングばかりの指導視点を変え、コーチングを主体に自主性を。


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