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SONG+WINE by ソン ユガン <2>

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SONG+WINE by ソン ユガン <2>
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SONG+WINE <2>

<プロフィール>
ソン ユガン / Yookwang Song 
Farmer


<ワイン情報>
生産者:岩の原葡萄園
ワイン名: 有機栽培ぶどう マスカット・ベーリーA
品種:マスカット・ベリーA
ワインタイプ:赤
生産国:日本 
生産県:新潟県
生産年:2016
販売元:岩の原葡萄園
参考小売価格(税込):4,950円


「ブドウ品種」 
 
ひとつのブドウ品種でも、そのブドウから造られたワインを飲む人と、そのブドウを育てる人では、その品種に対する概念は大きく異なるかもしれない。
 
ソムリエからブドウ栽培者へ(数年後のワインも造りも視野に)転身して1年が過ぎ、一番感じているのは、これ程までに日本のブドウ栽培の「現場」を知らなかったのか、ということだ。
 
日本は、世界中にあるワイン生産国のひとつでありながら、間違いなく、ブドウ栽培が困難な国と言えるだろう。
 
世界で2番目に多い降雨量、湿潤、梅雨、台風、それに伴い発生する多種病気、生長管理など。ヨーロッパで一人10ヘクタール、オセアニアで一人15ヘクタールのワイン用ブドウ畑が管理できても、日本では2ヘクタール、高技術者で3ヘクタールが限界と言われているのが実情だ。
 
日本ワインがブームのいま、日本に於ける「ブドウ」の歴史と道のりを再確認することで、日本ワイン選びがより一層楽しく、そしてそのワインの背景にある生産者(ブドウ栽培家)の思いを、さらに深く感じることができるのではないだろうか。
 
 
ここで、大まかな軌跡をたどってみる。
奈良時代から平安時代(710~1185)にかけてシルクロード経由で伝わった「甲州」(山梨県勝沼町)から始まり、明治時代以降もたらされた数多くの欧米品種。その中で栽培に成功したいくつかのアメリカ系品種と、ことごとく失敗に終わったヨーロッパ品種。
「日本ワインの父・川上善兵衛」によって生み出された数多くの交配品種。
 
そして1980年代、ワインの普及により、その原料である「ブドウ」の品質の重要性への気づきから、シャルドネやメルロなどヨーロッパ系品種の本格的な栽培が始まる。
 
甲州の歴史は約1000年、アメリカ系品種は約150年、川上善兵衛による交配品種は約100年、現在主流のヨーロッパ系品種は約40年ということになる。
 
 
歴史の浅い順番に、ブドウ栽培の挑戦度が高いように思えるのは、当然だろう。

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