芝短距離に東西の能力差はあるのか

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芝短距離に東西の能力差はあるのか

今週は研究コラム!!

今回は芝短距離における東西差があるのか、というテーマでいろいろと研究していました。

その結果の一部を紹介します。


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目次
☆芝1200mは栗東馬のほうが強い?
☆距離別、所属別成績
☆降格ローテによる解析
☆新美浦坂路の影響はあるのか
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☆芝1200mは栗東馬のほうが強い?

以前、netkeibaTVでスプリンターズSの回に出演した際、共演者の方が「芝1200mは栗東馬のほうが強い」と紹介しており、なるほどなぁと感銘を受けることがありました。

確かに昨年のスプリンターズSは出走馬16頭中12頭が栗東所属の馬。
同年の高松宮記念も見てみると、出走馬18頭中13頭が栗東所属の馬でした。

こう見てみると確かに芝1200m路線栗東馬が強そうです。

ただしこれだけでは「そもそも芝1200mを走る馬が栗東に多いだけじゃない?」という疑問がわいてきます。

そこでまずは近5年において、芝1200mに出走した馬の頭数をクラスごとに調べました。

すると新馬戦では美浦、栗東どちらも1200頭前後と大差のない結果になりましたが、クラスが上がるにつれて栗東馬の出走頭数割合が増えていることが分かります。



正確には芝1200mに出走している馬は別路線組もいるので単純比較はできませんが、それでもこの結果から「芝1200mは栗東馬のほうがレベルが高い」ということはできそうです。


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