逃げ馬の発生割合と枠番成績の関連性(ダート1000m編)

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逃げ馬の発生割合と枠番成績の関連性(ダート1000m編)
ダート1000mのように、逃げ馬が強烈に強いコース。
大方の人が「どの馬が逃げるのだろうか?」と、最初に予想すると思います。

そこで今回は逃げ馬の発生割合を調べ、枠番成績とともに考察してみました。

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目次
☆逃げ馬の発生割合
☆枠番成績とのギャップ
☆逃げ馬と逃げない馬
☆考察、まとめ
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※データは2013年7月11日~2023年7月11日で解析


☆逃げ馬の発生割合

競馬は内枠の馬ほど短い距離で走ることができます。
そのため逃げ馬にとってみれば内枠のほうが最短距離で最初のコーナーまで走れるため、内枠ほど逃げられる可能性は高くなります。

実際にダート1000mにおける馬番別の逃げ馬発生割合を調べてみると、内の馬番ほど逃げられる可能性が高いことがわかります。

馬番 逃げ馬発生割合
1 11.9%
2 10.4%
3 8.9%
4 9.8%
5 8.0%
6 9.5%
7 7.0%
8 6.9%
9 5.4%
10 6.9%
11 6.0%
12 6.5%
13 4.7%
14 10.1%

特にダート1000mは最初のコーナーまでの距離が短いため、内枠の逃げ率は顕著に高くなります。

14番の逃げ率が高いのは、最後入れの大外のためスタートが出る可能性が高い(≒出遅れ率が低い)ことが要因です。

14番に限らず、実際に大外馬番の逃げ馬率を調べると9.2%あったことから、内枠&大外の逃げ率が高いという結果になります。


また、先ほどの解析結果をよく見ると奇数、偶数でも違いがあることがわかります。

日本競馬は奇数馬番からゲートに入るため、長く待たされる結果出遅れる確率が高くなります。
よって逃げられる可能性も低くなり、逃げ馬発生確率の数値も最内を除き、奇数馬番のほうが低い傾向が見られます。


※ここで枠番ではなく馬番で解析したのは、奇数偶数の違いを見てもらうためです。

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