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明日は何飲もう？私が最近気になる一本 by丸山俊輔＜２＞

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明日は何飲もう？私が最近気になる一本 by丸山俊輔＜２＞
明日は何飲もう？私が最近気になる一本 by丸山俊輔＜２＞
 

＜ソムリエプロフィール＞
丸山　俊輔　/ Shunsuke Maruyama
Restaurant Ryuzu
Chef Sommelier

＜ワイン情報＞
生産者：BELFORD PRODUCE / ベルフォード・プロデュース
ワイン名： Bobar Yarra Valley Syrah /ボバー ヤラ・ヴァレー シラー
葡萄品種：Syrah / シラー
ワインタイプ：赤ワイン
生産国：オーストラリア
生産地：Yarra Valley / ヤラ・ヴァレー
ヴィンテージ：2016
インポーター：Kpオーチャード
参考小売価格：¥4,800
 

ちょうど今から6年前の2014年1月。日本を離れ、2年間をオーストラリアで過ごした。
大自然の宝庫であり世界遺産も多いオセアニアの大陸、最初はシドニー郊外のオージーファミリー宅でホームステイから始める訳だが、食生活も文化も違う異国の地への移住に不安な気持ち反面、心を躍らせたのを今でも鮮明に覚えている。
 
端から聞いていた通り、オーストラリア人は非常に陽気でフレンドリー。パブにいるときや道を歩いていても「Hi」と挨拶されてしまう、まるで前から友達だった？とこちらが思ってしまうくらい。(笑)　ヨーロッパのワインと比べると歴史が浅いオーストラリアワインだが、そんな国民性故か個性豊かでバラエティに富み、ときに天真爛漫で奇抜な程のナチュラルスタイルのものから昔ながらのクラシック、伝統派などタイプの幅は極めて広い。また、環境や食の安全に対して高い関心を持つ人が多く、「オーガニック大国」としても知られる。今回はあえてはずし過ぎず、クリーンなナチュラル？ともいえる一本をご紹介したい。
ビクトリア州の州都メルボルンより車で約一時間(東へ約60km)の地にあるヤラ・ヴァレー。大都市からわずかしか離れていないが、自然に溢れ、ワイナリーのテイスティング付きツアーなどで訪れる人も多い観光名所でもある。今回紹介させていただくワインは、風光明美なこの地で、トムとサリー夫妻が2010年に設立した小さなワイナリーBELFORD PRODUCEのBobar Yarra Valley Syrah。　

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