【仮説】強風時におけるコーナーでの遠心力への影響

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【仮説】強風時におけるコーナーでの遠心力への影響

昨年末に行われた有馬記念。
内をロスなく立ち回った馬が上位に来ていた中、ただ一頭だけ外を回して2着に突っ込んできたのがシャフリヤールです。
過去イチの状態が良かったというC.デムーロ騎手のコメント通りあれが真の実力かもしれませんが
外を回す不利を考えるとかなり強いパフォーマンスでした。

このように毎日回顧していると、外を回す不利が大きい場合でも、想定以上に外を回した馬が好走するときがあります。

そして経験則的に、そういう日は強風であることが多いことに気づきました。
昨年の有馬記念の日も直線強い向かい風。

そこで、以下の仮説が思い浮かびました。

「直線強い向かい風および追い風の場合、外を回した馬は不利になりにくい」

今回は上記仮説の根拠を図とともに説明していきます。


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目次
☆遠心力とは
☆直線強い向かい風、追い風
☆遠心力への影響
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☆遠心力とは


遠心力とは円運動をしている物体が円の中心から外側に向かう慣性力の一種です。


車を運転する際、カーブを曲がる時は外に膨れますよね。これが遠心力です。遠心力があるため、コーナー部位ではスピードを落とさなければなりません。

また、競輪ではコーナー部位に傾斜(カント)があります。これも遠心力によって外に膨れることを防ぐため、内に傾かせて走りやすいようにしているものです。


競馬においても時速60km/s以上と速いスピードでコーナーを曲がるため、競走馬にも遠心力がかかっています。
競輪と違って傾斜はないため、コーナーでは遠心力をおさえるためにスピードは落ちやすくなります。




【マニア補足】

競走馬は馴致の際(ランジング時)に、コーナーでのバランスの維持のため「内方姿勢」での走りを習得します。一方で野生の馬は首を遠心力が働く外側に向けてバランスを取る「円錐状」の走法です。

円錐状の走法では騎乗者がうまく馬を扶助することがでません。よって競馬や馬術のように人が乗る馬は「内方姿勢」での走りを習得し、遠心力が働くコーナーでもうまく乗りこなせるように教育されています。それだけ遠心力は競馬において重要であるということです。


☆直線強い向かい風、追い風


競馬における風の影響は一般的に議論されるようになりましたが、そのほとんどが直線部位における議論です。


【レビュー】競馬における風の影響
https://lounge.dmm.com/detail/3562/content/28949/


コーナーにおける風は・・・

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