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vol.78_井川意高の熔ける日々

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vol.78_井川意高の熔ける日々
「井川意高の熔ける日々」は、木曜と日曜の、週2回の配信を予定しています。
木曜日は「ここだけの話/おすすめ書籍/おすすめグルメなど」と「Q&A」を、日曜日は「港区、そしてオトコとオンナ/おすすすめ温泉、ホテル/好きな車シリーズなど」と「Q&A」をお届けします。

内容は、みなさんからの意見を参考にしながらアップデートしていくので、ぜひコメント欄にて感想をお寄せください。井川への質問もお待ちしています!
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ここだけの話
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西武セゾングループの堤清二氏にまつわる話(vol.70)の続きです。

堤清二氏の長男である堤康二さんは私よりも6歳年上ですが、私が20〜30代にかけて時々ご一緒させていただく仲でした(西麻布に「ウォッカトニック」というバーが今でもありますが、お互いにそこの常連だったことがきっかけです)。

以前も触れたように、堤清二氏の父である堤康次郎氏は、その女性関係が大変奔放、というよりも複雑だったことから、清二氏は父康次郎氏に反発して、何もかも父の逆をしようとした人です。

例えば康次郎氏は早稲田大学卒ですが、清二氏は父を見下そうとしたのか、東大に進学します(西武鉄道グループを継いだ堤義明氏は、清二氏の弟にあたりますが、父の言いつけを何から何まで守り、もちろん大学も早稲田へ進みました)。

そして、資本家であり後には衆議院議長にまで上り詰めた権力者でもあった康次郎氏に当てつけるように、東大では共産党に入党します。

やがて共産党にも幻滅したのか党員を辞め、父の経営する西武鉄道グループに入社するのですが、与えられた部署は本流の鉄道部門ではなく、当時「にしたけ百貨店」と揶揄された池袋の西武百貨店でした。

それを見返すように、次から次へと西武百貨店を渋谷をはじめ各地に出店し、それだけではなく、バブル時代には「セゾン文化」と世間に言わしめるまで、華やかな文化的活動や文化的施設を展開して、池袋のダサい田舎百貨店というイメージを覆す一大小売、不動産グループにまで発展させたのでした。


さて、私の知人であった康二さんですが、目元など清二氏にそっくりで、皮肉な言い回しが得意なところも清二氏と瓜二つでした。

ここからが今回のテーマなのですが、息子、特に長男というのは父に反発して反発して二周くらい回って元に戻ると父にそっくりの言動、あるいは父にそっくりの人生を送るものだと常々感じています。

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『熔ける 再び そして会社も失った』の著者であり、大王製紙の元会長の井川意高のメルマガです。 井川意高が様々なテーマについて週1回メルマガをお届けします。
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