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vol.103_井川意高の熔ける日々

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vol.103_井川意高の熔ける日々
「井川意高の熔ける日々」は、木曜と日曜の、週2回の配信を予定しています。
木曜日は「ここだけの話/おすすめ書籍/おすすめグルメなど」と「Q&A」を、日曜日は「港区、そしてオトコとオンナ/おすすすめ温泉、ホテル/好きな車シリーズなど」と「Q&A」をお届けします。

内容は、みなさんからの意見を参考にしながらアップデートしていくので、ぜひコメント欄にて感想をお寄せください。井川への質問もお待ちしています!

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徒然雑感
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何回か前のQ&Aで、大阪のケチと名古屋のケチの違いについて少し触れましたが、私の受ける印象では大阪人は同じものでもできるだけ安く手に入れることに喜びを見出しているように思えます。

それに対して名古屋人は、値段が同じでも色々おまけがつくことを嬉しいと思っているように感じます。

かつては大阪人は百貨店でも値切ろうとしましたし、名古屋のモーニングを見ればわかるように、同じ値段でもコーヒー1杯にトースト、ミニサラダ、ゆで卵がつくと名古屋人は嬉しいわけです。いわゆる「お値打ち」ってやつですね。

名古屋の白壁町に住むような超大金持ちのマダムが、喫茶店のコーヒーについてくるクッキーをその場で食べなければ、エルメスのバッグに入れて持って帰るのが名古屋の文化と言えるでしょう。


そういう名古屋について大王製紙時代の思い出を一つ。

中部地区におけるエリエールの有力代理店の一つだった会社があります。日用雑貨の代理店によくある、戦後に創業者が担ぎ屋から始めて成功したという会社でした。

今から20年前、既に70歳を超えたご主人が社長、奥さんが副社長として現役で切り盛りしていました。

年に一度の表敬訪問と、大型新商品を上市する時のトップセールス時に訪問していたのですが、毎回、

「井川さん。名古屋のひつまぶしはとても美味しいんで、一度ご馳走させてください」

と言われていました。

年寄り夫婦と会食しても面白くないし、名古屋に泊まっても飲むところも知らないので、いつも適当に

「ええ、そのうち」

などと答えていました。

ところが、その日は非常に強く誘われて、

「井川さん。次回は本当にご馳走させてください」

と言うので、もう逃げられないなと思い、

「わかりました。では、次回はお言葉に甘えます」

と答えて帰りました。

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『熔ける 再び そして会社も失った』の著者であり、大王製紙の元会長の井川意高のメルマガです。 井川意高が様々なテーマについて週1回メルマガをお届けします。
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