美意識(好きに書こう、そうしよう)

テキスト

美意識(好きに書こう、そうしよう)

深夜に通知を送り付けたろうと思い立ち、パソコンの座りなおして30分。意外と筆が進まない。その事実を書いてみたら、勢いで最後まで書き切れるかなと思ったのだが。残念ながらここで限界がきて、それからはストップである。無理やり書き出してみよう。越谷雑談がやてっくのログインに問題があるとか、越谷雑談がやてっくの予期せぬ不具合の監視をしなければだとか、WAKKO no INUMANIのライブ前なので調整がしたいだとか、小さなトラブルや必須対応に目移りしてしまいがち。文章をまとめることに全力投球できていないのが自分でもよく分かる堕落ぶりで、平穏な環境が遠い昔のことのように思えるのが今だ。


やっぱり僕はでこぼこのない綺麗な丸とか四角が好きで、こうして散漫としている状態を納得することが出来ない。きれいだと思えないから、きれいにまとめたいという欲求のようなものが湧いてくる。意味のないものに意味をつけたくなるし、結果を知って安心してから次に進んでいきたいのだ。人はそういうことをシングルタスクなんて呼ぶみたいで、僕は根っからのシングルタスクの没入型なのだろう。それは10代のころに培われた美意識みたいなもので、今のような気になることがふわっと宙を舞っているような面持ちのときは、いつも頭にガチャガチャしてたりボコボコしてたりする図形が浮かんでき、僕はそれを一所懸命に綺麗な形に直そうとする。


LUNA SEAの音楽に触れてからというもの、この感覚が僕を掴んで離さないのだ。あまりにも魅了されてしまったがゆえに、大人になって多少の弊害が発生してしたとしても、それが自分の美意識だとして曲げることが出来ない。まぁ、僕自身はそんな自分が好きなだから、後悔などはまったくしていないどころか、この生き方を肯定することさえできてしまうのだが。


LUNA SEAを知ったのは中学2年生の初春だった気がする。深夜のテレビでTRUE BLUEという曲が流れてきて、壊れそうなほどというサビの歌いだしを聞いてひとめぼれした。初恋だったと言えるかもしれない。洗練されてたし、緊張した。僕が14歳のとき、LUNA SEAはすでに終幕していたわけだけども、ほんの小さな何かが欠けた瞬間に跡形もなく消えてしまうような、太くて儚い矛盾がどうしようもなくたまらなかった。

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