【イベント模様】小林流「SAVE THE CATの法則」チェック編

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【イベント模様】小林流「SAVE THE CATの法則」チェック編

シナリオランドではオンラインやオフラインイベントを定期的に開催しています。ライブ配信は、シナリオランドにご入会後、アーカイブ動画としてもご覧頂けます。

◆開催日:2024/6/23
◆イベントタイトル:小林流「SAVE THE CATの法則」を読み解くシナリオ講座 ~チェック編~

全米ベストセラー『SAVE THE CATの法則 本当に売れる脚本術』をベースとした『小林流「SAVE THE CATの法則」を読み解くシナリオ講座』。

第8回目となった今回は「チェック編」です。本書の「7章 この映画のどこがまずいのか?」を読み解きました。

シナリオを最後まで書き終えると、多くの人は達成感を感じます。しかし、達成感がシナリオの質と直結しているわけではありません。
シナリオの出来を客観的に見直すことが非常に重要です。

本書の中でも、
重要なのは自分の脚本を正直に評価して、問題箇所をきちんと全部直そうと本気で思うかどうかだ」との指摘があります。

チェックポイントは9つです。

この映画のどこがまずいのか?

①主導権を握るのは主人公だ
②セリフでプロットを語っていないか?
③悪い奴はひたすら悪く
④回転、回転、回転
⑤カラフルな感情のジェットコースター
⑥「やあ、元気?」「うん、元気だよ」
⑦一歩戻って
⑧松葉杖と眼帯
⑨原始人でもわかるか?



随時ワークを挟みながら、解説をおこないました。

また既存の「人気作品」について、改善の余地がないかをケーススタディとして展開しました。
参加者の皆さまからは、鋭い指摘とともに改善点が出され、活発な議論が繰り広げられました!



書籍紹介

SAVE THE CATの法則 本当に売れる脚本術
著:ブレイク・スナイダー|訳:菊池淳子
刊:フィルムアート社

脚本本

「ブレイク・スナイダー・ビート・シート」、「10のジャンル」、「ログライン」などの画期的な創作論を確立し、物語創作の世界的ベストセラーとなった脚本術『SAVE THE CAT!』がついに邦訳!!
映画脚本家志望はもちろん、小説家、漫画家、アニメ、TPRG、ゲームなどあらゆるジャンルの物語創作者必読の一冊!
(フィルムアート社HPより)

講師紹介

小林雄次

脚本家・小説家
2002年にアニメ『サザエさん』で脚本家デビューを果たし、以後はアニメ・特撮やノベライズ執筆を中心に活動しながら、一般ドラマの脚本も手がける。
日本大学芸術学部映画学科、跡見学園女子大学、東京作家大学講師。日本放送作家協会常務理事。
<代表作>
『ふしぎ駄菓子屋 銭天堂』、「デュエル・マスターズ」シリーズ、「爆丸」シリーズ、「ウルトラマン」シリーズ、「プリキュア」シリーズ、『美少女戦士セーラームーンCrystal』、『牙狼<GARO>』、『天才てれびくん YOU』、『宇宙刑事ギャバン THE MOVIE』、『聖闘士星矢Ω』、舞台『六番目の小夜子』、他多数

(司会)高達俊之

プロデューサー、知的財産アナリスト(コンテンツ)
アニメ製作会社トムス・エンタテインメントに16年間在職し、2017年にコウダテ株式会社設立。アニメ・映像等に関連したコンテンツ企画・製作・コンサルティングを行う。アニメ産業の白書である「アニメ産業レポート(刊:日本動画協会)」の執筆員。

項目

①基本編(書籍:1章 どんな映画なの?)
②ジャンル編(書籍:2章 同じものだけど、ちがった奴をくれ!)
③キャラクター編(書籍:3章 ストーリーの主人公は…)
④構成の方法:理論編(書籍:4章 さあ、分解だ!)
⑤構成の方法:講評編(書籍:4章 さあ、分解だ!)
⑥推敲編(書籍:5章 完璧なボードを作る)
⑦コツ編(書籍:6章 脚本を動かす黄金のルール)
⑧チェック編(書籍:7章 この映画のどこがまずいのか?)
⑨営業編(書籍:8章 最後のフェード・イン)
⑩総括編

※状況に応じて変更の可能性もございます
※実施された回につきましては、動画・資料共にアーカイブされております。シナリオランド会員限定でご覧頂けます

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