【イベント模様】児童書への挑戦!『ナイトトレイン』が生まれるまで

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【イベント模様】児童書への挑戦!『ナイトトレイン』が生まれるまで

シナリオランドではオンラインやオフラインイベントを定期的に開催しています。ライブ配信は、シナリオランドにご入会後、アーカイブ動画としてもご覧頂けます。

◆開催日:2025/11/22
◆イベントタイトル:児童書への挑戦!『ナイトトレイン』が生まれるまで 〜脚本家・小林雄次が語る創作の舞台裏〜

2025年11月22日、シナリオランドにて「児童書への挑戦!『ナイトトレイン』が生まれるまで」を開催しました。講師はシナリオランドのオーナーである脚本家・小林雄次さん。アニメ・特撮を中心に幅広く活動してきた小林さんが、新たな表現領域である児童書に挑んだ背景と、制作プロセス、発見したテクニックなどを語りました。

イベント前半では、まず児童書というジャンルの特徴が共有されました。文章量や章構成、子どもが読みやすい文体づくりなど、一般小説や映像脚本とは大きく異なる点が整理され、小林さん自身が児童書執筆に向き合ううえで何に苦心したかが、資料をもとに紹介されました。

続いて、新作児童書『ナイト☆トレイン 星降る夜のたった一度のキセキ』が誕生するまでの道のりが語られました。試行錯誤が続いた時期もあったそうですが、そこに八木毅監督(「ウルトラマン」シリーズ等)が加わったことで、ビジュアルの方向性や世界観が一気に形になり、今のナイトトレインの企画が動き出したとのこと。

イベント後半では、児童書と一般小説、映像シナリオとの違いについても深掘りが行われました。文体の違いや、読者層に応じたアプローチの調整は、児童書ならではの「難しさ」として語られ、参加者からも興味深く受け止められていました。
今回のイベントを通して、創作論から企画プレゼンの実務的な部分まで幅広く語られ、児童書を志す人だけでなく、オリジナル企画に挑戦したいクリエイターにとっても学びが多い内容になりました!




講師紹介

小林雄次

脚本家・小説家
2002年にアニメ『サザエさん』で脚本家デビューを果たし、以後はアニメ・特撮やノベライズ執筆を中心に活動しながら、一般ドラマの脚本も手がける。
日本大学芸術学部映画学科、跡見学園女子大学、東京作家大学講師。日本放送作家協会常務理事。
<代表作>
『ふしぎ駄菓子屋 銭天堂』、「デュエル・マスターズ」シリーズ、「爆丸」シリーズ、「ウルトラマン」シリーズ、「プリキュア」シリーズ、『美少女戦士セーラームーンCrystal』、『牙狼<GARO>』、『天才てれびくん YOU』、『宇宙刑事ギャバン THE MOVIE』、『聖闘士星矢Ω』、舞台『六番目の小夜子』、他多数

書籍情報

『ナイト☆トレイン 星降る夜のたった一度のキセキ』

ナイトトレイン

・著:八木毅・小林雄次 絵:雪丸ぬん
・小学館ジュニア文庫/2025年11月19日発売
・書籍サイト:https://www.shogakukan.co.jp/books/09231535
・あらすじ:
夜になると、心に願いを秘めた人々のもとへ現れ、その願いを叶える旅へと誘う「不思議な列車」――ナイトトレイン。今回の乗客は、火事で失ったぬいぐるみを思う少女、クラスで孤立を感じる少年、そして失踪したペットを忘れられない子どもたち。
一晩限りの「奇跡の列車の旅」を通して、それぞれが心の痛みと向き合い、希望を取り戻していくジュブナイルファンタジーです。

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