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11月1日 弁才天のおはなし~嶽弁天参拝同行~

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11月1日 弁才天のおはなし~嶽弁天参拝同行~

会員のみなさま


11月1日です。
はやくも令和5年も残すところ2か月となりましたね。
わたしは例年、この時期になるとお寺でのお正月の準備を始めます。
新春のお札やおまもり、おみくじなどです。
準備ができたところで、あらかじめご祈祷をして新春にそなえるわけです。
さて、今日は弁才天女のおはなしをしましょう。

弁才天女は河の神さま

かつてガンジス河と同じくらいの大河としてサラスワティ河がありました。
いまは幻となったその大河の化身がサラスワティ、弁才天です。
さらに弁才天は楽器の琵琶を携えますことから、音楽の神様としても知られるようになりました。さらに歌から言語や文字の発明にいたり、文芸や技芸をつかさどる神様となり、さらには、学問の神さまとしても守備範囲が広くなってきます。
日本では江戸時代に「七福神」の一柱としても登場し、唯一身近な女尊として人気を集めました。そこで「弁財天」との表記もとられるようになり、財宝神としての側面がクローズアップさせられるようになりました。
日本では宇賀神と一体化した「宇賀弁財天」としても有名であり、財宝をはじめさまざまな現世利益、心願成就を叶えます。
たいへん頼りがいのある女神さまですね!

嶽弁天参拝同行


高野山では主な弁才天として七弁天が祀られています。
小さい弁才天はさらにたくさん各所にありますが、有名なものは七か所です。
その中でも嶽弁才天はもっとも有名です。
数々のお堂が立ち並ぶ壇上伽藍と繋がってある弁才天ですが、実際にお祀りされているのは分水嶺でもある弁天嶽の頂上付近です。
そこから見えない地下をつたっていくつもの方向へ水の流れがあります。
嶽弁さんについて、わたしには、濃い水色のお着物を召された弁才天女かと拝見しますが、弁才天女のご尊形は、青だけでなく、ほかに白、黒、赤もあるとされます。
横笛の会の嶽弁天参拝同行では、弁天嶽の頂上でみなさまのご祈願をさせていただいてます。澄んだ空気と、晴れの日の眺望はすばらしいですよ。ぜひ一度ご一緒しましょう。


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