「老い」を脳科学で考える

みなさん、こんにちは。

そろそろ夏休みの計画を立てていらっしゃる方がいるかもしれません。

実家に戻るご予定の方も多いのでは？

久しぶりに親に再会するのはうれしいけれど、一方で親の老いに戸惑うことがありませんか？

時にはがっかりしたり、自分の将来の姿を重ねて怯えたりすることも。

そこで今回は、「老い」を脳科学の視点から解説します。

動画をご覧いただくと、「老い」が、実は驚くほど優しさに満ちた脳のプログラムであることがお分かりいただけるとと思います。

進化するために「老い」があり、その先に「死」がある

地球上の生物は、ひとつの個体として何千年も生きるより、一部の遺伝子を残しながら世代交代する仕組みを選びました。

その方が、環境に順応して、種が生き延びられる確率が高いから。

そして、その仕組みに不可欠なのが「酸素」。

私たちは、酸素がないと生きることができませんが、一方、酸素によって細胞は老化し、死に至ります。

なんだか不思議ですね。