【イベント模様】シナリオランド流！オーディオドラマ執筆講座

◆開催日：2021/11/21

◆イベントタイトル：シナリオランド流！オーディオドラマ執筆講座

今回のオンラインイベントでは、シナリオランドオーナーでもある脚本家の小林雄次さんによる「シナリオランド流！オーディオドラマ執筆講座」を開催いたしました。

──叔母の遺した手記、謎めいた南海の孤島、そして未知なる“怪獣”。

NHK FM 青春アドベンチャー『レディ・トラベラー１９２０』は、小林さんが手掛けられたオリジナルオーディオドラマです。「ラジオドラマだからこそ成立する怪獣もの」というコンセプトに挑戦した本作は、意欲作としても高い評価を得ております。

今回の講座については『レディ・トラベラー１９２０』を題材にしながら、オーディオドラマの書き方についてレクチャーを行いました。

「オーディオドラマをお勧めする理由」から、「どんな内容が、オーディオドラマに向いているのか？」「初心者が陥りがちなミス」といったポイントまで、オーディオドラマの基本的な特徴を説明しました。

映像ドラマを、そのままオーディオドラマにしても、作品として成立しません。

『レディ・トラベラー１９２０』の書き方を参考にしながら、ト書きやセリフ、構成といったベーシックな部分も含め７つの点を解説しました。

「音声」だけで表現するオーディオドラマは、もちろん「音声」だけで表現の差別化をする必要があります。様々なシーンにおいて、どういう「音声」の出来事が効果的か、参加者の皆さんと一緒に考えました。

音声のみのオーディオドラマだからこそ、たった一言のセリフや音だけでも説得力のあるものになったりします。できる限りナレーションやモノローグを使わずに、オーディオドラマとしてのシーンを書いて頂き、時間の許す限り講評も行いました。

2002年にアニメ『サザエさん』で脚本家デビューを果たし、以後はアニメ・特撮やノベライズ執筆を中心に活動しながら、一般ドラマの脚本も手がける。

＜代表作＞

『ふしぎ駄菓子屋 銭天堂』『デュエル・マスターズ キング！』『マジカパーティ』『爆丸ジオガンライジング』『ウルトラマン』シリーズ(マックス～Ｚ)『プリキュア』シリーズ／『天てれ』シリーズ／『牙狼』『美少女戦士セーラームーンCrystal』『ゲキレンジャー』『宇宙刑事ギャバン』『星矢Ω』、他多数

オーディオドラマには、NHK-FM 青春アドベンチャー『レディ・トラベラー１９２０』『小惑星２１６２ＤＳの謎』『ツングース特命隊』、他などがある。