宣教師編② フランシスコ・カブラル

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宣教師編② フランシスコ・カブラル
<宣教師が見た日本人>
 イエズス会とポルトガルはザビエルが来日する以前、既にアジアをはじめとする多くの国々を植民地化していましたが、それらの国々を武力で支配した上でキリスト教徒にすることは常套(じょうとう)手段でした。ザビエルも当初は、日本もそれまでと同じようにうまくいくと思っていたことでしょう。ところが、実際に日本人に接してみると、すぐにそれまでの国とは全く違うことに気付きます。それは、日本人が極めて文化レベルが高いこと、何よりも自分の名誉を重んじており死を恐れていないこと、日本刀という恐ろしく切れ味のいい武器を使いこなし好戦的であることでした。そのため、それまでの調子にはいかないということに気付き、なかば慌(あわ)てたザビエルは、イエズス会総長に宛てた書簡の中で「こんな優れた国民は今までに見たことがない。日本で布教するためには、今後、とびきり出来のいい者を送るように」と書いています。要するに中途半端なことは日本人に通用しないことを痛感していたからにほかなりません。

イエズス会総本山ともい言えるジェズ教会

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